1968年型式認定ノダ乗用耕耘機NR「朝1分の農機考古学」

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もう実機は見られないであろう運輸省型式の若い番号の古い農機を本や雑誌から探している「朝1分の農機考古学」。今朝は農機具名鑑-昭和44年版の広告より1968年型式認定のノダ乗用耕耘機NRです。乗用耕運機を見つけるとなぜかワクワクします。工夫の塊で歩行型全盛の中希望でもありますし、でも主流になれなかった儚さに惹きつけられるからでしょうか・・・

農機具名鑑-昭和44年版の広告です。この頃こういった乗用耕耘機が結構出ていたのいですね!本格的な乗用トラクターは大変高価で夢のまた夢でも、こういった乗用耕耘機であれば「手が届くかも」という希望でもあったのでしょう。歩行型で操作しながら後をついていくしかなかった耕運機が操作者を耕運しながら乗せて走ってくれるのは画期的だったでしょうね。少しクボタのRV型に似ているような気もします。
農機具名鑑-昭和44年版の広告です。この頃こういった乗用耕耘機が結構出ていたのいですね!本格的な乗用トラクターは大変高価で夢のまた夢でも、こういった乗用耕耘機であれば「手が届くかも」という希望でもあったのでしょう。歩行型で操作しながら後をついていくしかなかった耕運機が操作者を耕運しながら乗せて走ってくれるのは画期的だったでしょうね。少しクボタのRV型に似ているような気もします。
隣のホームティラーっぽいのも気になりますが、メインはデュアルライトのRV90です。持ち主Kさんのポリシーなのか、当時のままの姿というか、年相応の姿。しかも、(おそらく)動くというのが素晴らしいです。
こちらはクボタのRV90です。エンジンフードの形は違いますが、工具箱の跡も見えますし基本コンポーネントは同じかもしれませんね。
乗用耕耘機はほとんど残っていないものの当時の農機メーカーは結構出していたみたいで興味深いです。コンバインにしてもこのような農機にしても一社が出すと「とにかく後を追え!」といった感じでワーっとついていく感じです。まさに蜘蛛の糸!
乗用耕耘機はほとんど残っていないものの当時の農機メーカーは結構出していたみたいで興味深いです。コンバインにしてもこのような農機にしても一社が出すと「とにかく後を追え!」といった感じでワーっとついていく感じです。まさに蜘蛛の糸!
さなえで始まり、他社も追従した愛称化。愛称が増えれば増えるほど埋没します。きっとイセキは・・・
農機の世界は怖い怖い
ノダNRは小型特殊自動車運輸省型式認定番号農609号ノダNR型となっています。1968年型式認定です。乗用耕耘機はサトーやホーネンスロビンも出していましたね。クボタのRV型はノダNRより早い1967年型式認定でした。
ノダNRは

小型特殊自動車
運輸省型式認定番号 農609号
ノダ NR型

となっています。1968年型式認定です。乗用耕耘機はサトーやホーネンスロビンも出していましたね。クボタのRV型はノダNRより早い1967年型式認定でした。

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。

(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.

追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!

今日は活動日です。それでは行ってきまーす!

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