1975年型式認定クボタ耕運機K120「朝1分の農機考古学」

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毎日サクッとネット画像で見る「朝1分の農機考古学」。『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝は日本貿易振興機構(ジェトロ)のBOPビジネス潜在ニーズ調査報告書タンザニアの農漁業資機材分野というpdfから1975年型式認定クボタ耕運機K120です。ずっと探していたK120をここで見つけました。

もう表の隙間を埋めるためにはどんな資料でも・・・という感じになっています。タンザニアからのジェトロの報告書BOPビジネス潜在ニーズ調査報告書タンザニアの農漁業資機材分野というものです。900haに耕運機(しかも古そう)が荷台しか無いという実情を報告しています。2010年3月のものですから15年前ですけど。
もう表の隙間を埋めるためにはどんな資料でも・・・という感じになっています。タンザニアからのジェトロの報告書BOPビジネス潜在ニーズ調査報告書タンザニアの農漁業資機材分野というものです。900haに耕運機(しかも古そう)が2台しか無いという実情を報告しています。2010年3月のものですから15年前のものですけど。
キャプションにはMandaka 村の農民が所有する日本製の耕耘機(クボタK120)。長年の使用の結果、ギアボックスが故障して使用できなくなっている。とあります。
キャプションにはMandaka 村の農民が所有する日本製の耕耘機(クボタK120)。長年の使用の結果、ギアボックスが故障して使用できなくなっている。とあります。
同じくキャプションには1 シーズンで150 エーカー程度耕作していた。水田の中では他の人の田を通り移動するため、大型より小型の機械が好まれる。とあります。
同じくキャプションには1 シーズンで150 エーカー程度耕作していた。水田の中では他の人の田を通り移動するため、大型より小型の機械が好まれる。とあります。

1エーカーは約31m四方らしいです。そして150エーカーは約6.07haらしいです。それしか無いしそれが適しているということですけど、なんだかすごいです。何事にも季節というものがあるので1年かけて耕すわけではないでしょうから朝から晩まで耕運機を動かしていたのでしょう。
手持ちの資料によればクボタK120は小型特殊自動車運輸省型式認定番号農914号クボタK120型ということになっています。面白いのはブルトラB5000より排気量が大きく馬力も大きいことです。
シートに記入します。手持ちの資料によればクボタK120は

小型特殊自動車
運輸省型式認定番号 農914号
クボタ K120型

ということになっています。面白いのはブルトラB5000より排気量が大きく馬力も大きいことです。当時のMandaka村ではB5000でも大きいのでしょうか・・・

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。

(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.

追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!

今朝は思い切り寝坊してしまいました。もうさようならでまた明日です!

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