1978年型式認定三菱D3200「朝1分の農機考古学」

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毎日ネットの写真でサクッと「朝1分の農機考古学」『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝は1978年型式認定の三菱D3200です。運輸省型式はM74、四駆のD3200FDの型式はM74Aで、のちの二駆にMT〇〇Aと付けるパターンとは違っています。これは三菱重工から三菱機器販売、三菱農機と会社が変わるタイミングで段々に固まっていったものと思われます。

ネットオークションで見つけてきた、二駆の三菱D3200です。お馴染み青いDトラスタイル。これについては何もいうことはありません。
ネットオークションで見つけてきた、二駆の三菱D3200です。お馴染み青いDトラスタイル。これについては何もいうことはありません。
今回もこの付近にあるはずの運輸省型式認定番号銘板は写っていません。ただ、資料により運輸省型式認定番号はわかっているので、難題のその番号と型式と一般に売られている名前を紐づけることに注力しています。この写真から三菱D3200の車体番号がM74で始まっていることがわかります。ということは、経験からD3200の運輸省型式がM74であることがわかります。
今回もこの付近にあるはずの運輸省型式認定番号銘板は写っていません。ただ、資料により運輸省型式認定番号はわかっているので、難題のその番号と型式と一般に売られている名前を紐づけることに注力しています。この写真から三菱D3200の車体番号がM74で始まっていることがわかります。ということは、経験からD3200の運輸省型式がM74であることがわかります。

【M74は三菱D3200だった】

D3200だったら、運輸省型式認定番号は当時分からなかったものの、昔見ています。
この頃は銘板がなければ車体番号を押さえておく・・・なんて知恵はなかったので、外観だけ撮っています。
この頃は銘板がなければ車体番号を押さえておく・・・なんて知恵はなかったので、外観だけ撮っています。
シートに記入します。資料から、小型特殊自動車運輸省型式認定番号農1120号三菱M74型となっています。
シートに記入します。資料から、

小型特殊自動車
運輸省型式認定番号 農1120号
三菱 M74型

となっています。農1121号のD3200FD(四駆)の型式はM74Aとなっています。三菱は伝統的に二駆が先に登録されています。ですからM74,M74の四駆がM74Aとなるのは不自然ではないのですが、四駆が当たり前の時代になると、二駆のD3850がMT38A、四駆のD3850FDがMT38Bのように、「A」は二駆に振られる肩式へと変わって行きました。三菱重工から三菱機器販売、三菱農機と会社が変わったのもあるでしょうし、品種が多くなったというのもあるかもしれませんね。

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。

(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.

追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!

昨日は過ごしやすかったですが、今日はちょいと暑くなりそうです。今日も油断せずに参りましょう。それではまた明日!

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