1979年認定日の本E324とE394は同じ番号「朝1分の農機考古学」

PVアクセスランキング にほんブログ村

毎日サクッとオークション画像で見る「朝1分の農機考古学」。『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝はオレンジボディにブルーライン、白い機種名。1979年運輸省型式認定、日の本(東洋社のブランド)E394です。これが以前紹介したE324と同じ番号!ターボがついて32馬力が39馬力になったようですが、番号変わらずでした。

日の本E394

ネットオークションで見つけてきた東洋社の日の本E394です。39馬力のトラクターといったら当時としては大きい部類に入ったはず。見目形はオレンジ日の本Eシリーズ共通ですが、タイヤが大きいのかちゃんと力を地面に伝える構えで、グラマラスな印象を受けます。
ネットオークションで見つけてきた東洋社の日の本E394です。39馬力のトラクターといったら当時としては大きい部類に入ったはず。見目形はオレンジ日の本Eシリーズ共通ですが、タイヤが大きいのかちゃんと力を地面に伝える構えで、グラマラスな印象を受けます。
この写真だと車名がよくわかりますね。とても綺麗な個体です。長いサイレンサーが横を向いているのも特徴的。さらに注目なのはその下のステッカー。エンジンがターボみたいです。
この写真だと車名がよくわかりますね。とても綺麗な個体です。長いサイレンサーが横を向いているのも特徴的。さらに注目なのはその下のステッカー。エンジンがターボみたいです。
この会社は写真のフォーマットが決まっているようで、かなりの確率で運輸省型式認定番号の銘板を写してくれています。(僕のためでないことは間違いないですが)これから多くのことがわかります。エンジンはTS150で(おそらく3気筒)39馬力2600rpm。このTS150は型番から1498ccの3S150にターボがついたものと想像できます。さらに運輸省型式認定番号の銘板には・・・  小型特殊自動車運輸省型式認定番号農1256日の本E324とあります。
この会社は写真のフォーマットが決まっているようで、かなりの確率で運輸省型式認定番号の銘板を写してくれています。(僕のためでないことは間違いないですが)これから多くのことがわかります。

エンジンはTS150で(おそらく3気筒)39馬力2600rpm。このTS150は型番から1498ccの3S150にターボがついたものと想像できます。さらに運輸省型式認定番号の銘板には・・・

小型特殊自動車
運輸省型式認定番号 農1256
日の本 E324

とあります。E394という車名ですが、運輸省的にはE324だということです。エンジンの馬力が少々上がっただけで、走り的には全く変わりないということなのでしょうね。エンジンが全く違ってしまう場合には、認定番号も変わるパターンが散見されるので、「ターボがついたくらいです」というのは「セーフ」の範囲なのでしょう。

E324とE394は同じ番号

別のオークションからE324の銘板です。当たり前ですが、E324は農1256という番号。同じです。
以前の記事を貼っておきます。3桁の日の本は馬力の後ろに二駆か四駆かの数字がついているとてもシンプルなもの。どのメーカーもこれでいいじゃんと思うのですが・・・

シートに記入します

シートに記入します。当たり前ですが同じ番号です。運輸省型式認定番号による並びは、メーカー横断的に見ることができるのでとても良いのですが、このように明らかにマイナーチェンジされた車両も同じ番号。そうなると全く前後関係がわからなくなります。
シートに記入します。当たり前ですが同じ番号です。運輸省型式認定番号による並びは、メーカー横断的に見ることができるのでとても良いのですが、このように明らかにマイナーチェンジされた車両も同じ番号。マイナーチェンジ車両と、それ以降他の車両との前後関係がわからなくなります。そこが難点・・・

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。

(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.

追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!

今朝はここまで。資源ごみの回収に行かなくては・・・それではまた明日!

上の記事とゆるく関連しているほかの記事:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です