1970年型式認定スズエCK2「朝1分の農機考古学」

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毎日サクッとネットオークションの写真で「朝1分の農機考古学」。『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝は手持ちの資料で1970(昭和45)年運輸省型式認定、鈴江農機製作所の耕うん機スズエCK2です。スズエの農機はなかなか特定できていなくて、まだ数台です。今日は締め切りなのにも関わらず寝坊したので急いで行きます。

ネットオークションで見つけてきた、スズエの耕運機CK2です。型式認定年は1970年。株式会社鈴江農機製作所は、地域の農家に農機を届ける的に発展した、他の農機メーカーと同じような生まれのメーカーだと想像しています。
ネットオークションで見つけてきた、スズエの耕運機CK2です。型式認定年は1970年。これを作った株式会社鈴江農機製作所は、地域の農家に農機を届ける的に発展した、他の農機メーカーと同じような生まれのメーカーだと想像しています。
1970年ともなると、農機の動力はコンパクトかつ高性能なものがお湯給されるようになって、多くのメーカーは多額の費用のかかるエンジン開発を諦めて、エンジンメーカーからエンジンを購入して搭載するようになっていると思います。たくさんあったはずの地場産業的農機メーカーは、運輸省型式認定番号表的には1970年には姿が減ってきています。
1970年ともなると、農機の動力はコンパクトかつ高性能なものが要求されるようになって、多くのメーカーは多額の費用のかかるエンジン開発を諦め、エンジンメーカーからエンジンを購入して搭載するようになっていると思います。たくさんあったはずの地場産業的農機メーカーは、運輸省型式認定番号表的にこの頃には姿が減ってきています。その中でも頑張って存在し続けているのが鈴江農機です。

もちろん、表に現れなくなっただけで他のメーカーも消滅したわけではなく、業態転換したり、部品を作ったりして残っていて、決して「潰れた」わけではないはずです。

ただ、CM打ったり、カタログ作ったりされてたくさん売られる農機は、大きなメーカーに集約されていってしまった・・・ということなのでしょうね。

手持ちの資料によるとスズエCK2は

小型特殊自動車
運輸省型式認定番号 農685号
スズエ CK2型

となっています。エンジンはスズエDM11、631ccということになっていますが・・・

オークションの写真を見ると、ヤンマーのSS11となっています。スズエはもしかしたら社内的にこのSS11をDM11と呼んでいるのかもしれませんね。末尾の11が同じというだけの想像ですけど。
オークションの写真を見ると、ヤンマーのSS11となっています。スズエはもしかしたら社内的にこのSS11をDM11と呼んでいるのかもしれませんね。末尾の11が同じというだけの想像ですけど。

僕として過去にはっきり運輸省型式認定番号が判明したスズエはこれしか思いつきません。↓

もう少しスズエの成績を上げたいですね!
シートに記入します。1970年、まだまだ耕運機が多いです。というかほとんど耕運機。1970年といったら大阪万博の年。この表から想像するに、あれは夢の世界だったでしょうね!
シートに記入します。1970年、まだまだ耕運機が多いです。というかほとんど耕運機。1970年といったら大阪万博の年。足元、といっても最先端の農機でこれですから、想像するに、あれは夢の世界だったでしょうね!

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。

(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.

追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!

もうこんな時間!今日は退散します。それではまた明日!

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