毎日サクッと写真で見る「朝1分の農機考古学」。『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝はSさんに送っていただいた、井坂農機のカルチベーター、オートカルチIF型の写真です(Sさんありがとうございます!)。前後の関係から1963年型式認定と考えられる、このイサカオートカルチはなんと!水戸市で作られていたようなのでした。
もちろん、水戸には今も残るタイショーという農機メーカーもありますけど、多分耕うん機は作っていないはず(気合いを入れて確認していません。間違っていたらごめんなさい)。
やはりエンジンのついた運輸省型式認定番号をもらうような走る機械は、申し訳ないけですど機会のメインストリームのように感じます。そんな主流の機械を水戸で作っていたというのは驚いてしまいます。
教官のMさんに「井坂農機って知ってる?」と聞いても「知らねえぁ」という答えが帰ってきますし、僕ももちろん初耳でです。
『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました
『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。
(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.
追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!
今の所、身近なはずなのに謎の農機メーカー「井坂農機」は全く情報がありません。この件は少し調べてみたいと思います。というわけで続きます。それではまた明日!