1968年運輸省型式認定クボタトラクタL170「朝1分の農機考古学」

PVアクセスランキング にほんブログ村

サクッと「朝1分の農機考古学」。『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝はまたまたShioikaさん(いつもありがとうございます!)に送ってもらった資料で1968年運輸省型式認定のクボタトラクターL170です。やってみると不可能に思えた600番台もだんだん充実してきました。

Shioikaさんが発見したクボタL170の運輸省型式認定番号は、実機ではなくマニュアルの中です。
Shioikaさんが発見したクボタL170の運輸省型式認定番号は、実機ではなくマニュアルの中です。
小型特殊自動車としての取り扱い・・・ここにその記載があります。その前に今とはちょっと違うことが書かれていて、そこが面白いので抜き出しておきます。
小型特殊自動車としての取り扱い・・・ここにその記載があります。その前に今とはちょっと違うことが書かれていて、そこが面白いので抜き出しておきます。

免許
L170の運転には、小型特殊自動車免許が必要ですが、軽免許以上の資格をお持ちの方はそのまま運転できます。また、道路運行時には必ず免許証を持参してください。

クボタL170マニュアル

軽免許!今でいう軽自動車専用の免許ということでしょうか・・・聞いたことのない免許です。AT限定免許とか、新しくできた免許もありますから、免許制度も時代に合わせて結構変化しているのですね。

脱線してしまいましたが、一番大事な「小型特殊自動車としての取り扱い」の核心部分だけ拡大します。  クボタ・トラクタL170は、小型特殊自動車形式認定(農601号)を受けていますから、トレーラーをけん引して、道路上を走行できます。  とあります。運輸省としては「型式認定」だったはずですが、ここでは「形式認定」となっています。昔はどちらでもよかったのでしょうか?
脱線してしまいましたが、一番大事な「小型特殊自動車としての取り扱い」の核心部分だけ拡大します。

クボタ・トラクタL170は、小型特殊自動車形式認定(農601号)を受けていますから、トレーラーをけん引して、道路上を走行できます。

とあります。運輸省としては「型式認定」だったはずですが、ここでは「形式認定」となっています。昔はどちらでもよかったのでしょうか?
白黒ばかりでは地味なので、ネットでL170の写真を探してきました。当たり前ですが白黒と形は同じです。
白黒ばかりでは地味なので、ネットでL170の写真を探してきました。当たり前ですが白黒と形は同じです。
シートにも記入します。明らかに型式認定年がわかっていて、その認定年が同じものに挟まれた他の番号は、当然同じ認定年・・・ということですから同じ色で塗りつぶしています。
シートにも記入します。明らかに型式認定年がわかっていて、その認定年が同じものに挟まれた他の番号は、当然同じ認定年・・・ということですから同じ色で塗りつぶしています。この画像で行くとサトーK170とヰセキTB23が1968年型式認定ということになります。

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。

(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.

追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!

この表、間違いを見つけたり、新たに情報を発見した時などには黙ってどんどん書き直しています。この表は毎日進化しているんですよ!!

今日はこんなところです。それではまた明日!

上の記事とゆるく関連しているほかの記事:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。