4気筒になって+3馬力1974年シバウラS1500D「昔のカタログ」

PVアクセスランキング にほんブログ村

今日はShioikaさんに送っていただいた(いつもありがとうございます!)、1974年のシバウラS1500Dの「昔のカタログシリーズ」です。前回紹介したS1500-0(オー)は25馬力だったのに対し、こちらのS1500Dは28馬力となっています。

4気筒28馬力がウリ。同じ車名でもエンジンが変わって馬力が上がってしまっています。僕の中での「トラクター名前の法則」だとそもそもS2500とS2800、大きく変わって別のトラクターというイメージ。しかし、末尾に「D」をつけて済ませてしまっています。マフラーが横にこんなに張り出していて、振動で折れてしまわないかちょっと心配になります。
4気筒28馬力がウリ。同じ車名でもエンジンが変わって馬力が上がってしまっています。僕の中での「トラクター名前の法則」だとそもそもS2500とS2800、大きく変わって別のトラクターというイメージ。しかし、末尾に「D」をつけて済ませてしまっています。マフラーが横にこんなに張り出していて、振動で折れてしまわないかちょっと心配になります。
前回のカタログでは四輪駆動のメリットがメインでしたが、こちらは4気筒の28馬力ということが目玉なのでしょう。
前回のカタログでは四輪駆動のメリットがメインでしたが、こちらは4気筒の28馬力ということが目玉なのでしょう。
S1500-0 25PS ●25馬力2気筒水冷ディーゼルエンジン採用。4輪駆動によりロスのない働きをします。 ●シバウラ独自の球形燃焼室を採用。完全燃焼で経済性抜群です。 ●効率のよいオールスピードガバナーを採用。どんな運転条件でも安定した回転が得られます。 ●セミハイラグ大径タイヤを使用。走行性能、作業性能とも一段とアップしました。 ●変速は全身9段、後進3段の強力な多段ミッション。多種多様な作業がキメ細かにできます。
これが2気筒のほうのS1500・・・

S1500-0 25PS
●25馬力2気筒水冷ディーゼルエンジン採用。4輪駆動によりロスのない働きをします。
●シバウラ独自の球形燃焼室を採用。完全燃焼で経済性抜群です。
●効率のよいオールスピードガバナーを採用。どんな運転条件でも安定した回転が得られます。
●セミハイラグ大径タイヤを使用。走行性能、作業性能とも一段とアップしました。
●変速は前進9段、後進3段の強力な多段ミッション。多種多様な作業がキメ細かにできます。
S1500-0の載った昔のカタログはこちらをご覧ください。
シバウラ四駆総合カタログ。今から50年近く前のカタログ。可愛いイラストも載ってます。
いいところですねぇ・・・Fローダーには「シバウラローダ」と書かれているのが見えます。
いいところですねぇ・・・Fローダーには「シバウラローダ」と書かれているのが見えます。
右下に  計器をはじめレバー類はハンドル周りに集中、使いやすくまとめました。また、ゆったりスペースをとった運転席やキレのよいボールスクリュー式ハンドルなど、長時間運転にも疲れ知らずの余裕設計です。  とあります。 どれだけ計器がついているのか・・・と、見ると一つだけ・・・「まとまった」といっても今の感覚からするとスカスカなのが微笑ましいというかなんというか・・・
右下に

計器をはじめレバー類はハンドル周りに集中、使いやすくまとめました。また、ゆったりスペースをとった運転席やキレのよいボールスクリュー式ハンドルなど、長時間運転にも疲れ知らずの余裕設計です。

とあります。
どれだけ計器がついているのか・・・と、見ると一つだけ・・・「まとまった」といっても今の感覚からするとスカスカなのが微笑ましいというかなんというか・・・

レバー類はともかくスイッチ類は、「スペースがありすぎてどこに配置したらいいかかえって迷うのでは?」などと思っていましたが、わりと考えられていたことが興味深いです。

今日はこんな感じです。続きは明日!

上の記事とゆるく関連しているほかの記事:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。