どうしてこうなった!元Fordson Super Dexta「Dさん写真で撮りトラ」

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今日はDさんが送ってくれた、Fordson Super Dexta(と思われる)写真で「撮りトラ」です。

ネームをはぎ取られ、ゴムやプラスチックが全く残っていない機体は、痛んだペンキの海に錆の大陸が広がり、惑星の地表面のようになっています。

そんなテクスチャーに加えてオリジナルの改造・・・工業製品でも月日が過ぎ去り、人の手が多く入ったものは使っていた人の念というか、意識のようなものが残っているような気がしてとても興味深いです。

何といっても見るべきポイントは謎のカバー。どうしてこうなっちゃったんでしょう。オリジナルのカバーを凹ませてしまったのか、穴をあけてしまったのか・・・それを修理するでもなく、新品部品を取って交換するでもなく、手間をかけてこんなカバーを作ってしまった所をみると、オーナーは古くなってからこの機体を譲り受けた、(手間は掛けるがお金は掛けたくない)二番目三番目、最後の持ち主かもしれません。
何といっても見るべきポイントは謎のカバー。

どうしてこうなっちゃったんでしょう。オリジナルのカバーを凹ませてしまったのか、穴をあけてしまったのか・・・それを修理するでもなく、新品部品を取って交換するでもなく、手間をかけてこんなカバーを作ってしまった所をみると、オーナーは古くなってからこの機体を譲り受けた、(手間は掛けるがお金は掛けたくない)二番目三番目、最後の持ち主かもしれません。

元の形はこうでしょうか

わお! ウロウロしているうちに見つけました。「フォードソン・スーパーデキスタ」っていうんでしょうか? 1960年代の青いトラクターです。看板トラクター、「看トラ」ですね!
1960年代の青いトラクターで「フォードソン・スーパーデキスタ」
フォードソン・スーパーデキスタ FORDSON SUPER DEXTA
フォードソン・スーパーデキスタ FORDSON SUPER DEXTA
こちらの記事で形を把握してください。

今回のフォードソンに戻ります

今回見ているのは奥の機体です。謎のカバー、なじんでいますよねぇ・・・手前のは別のFordson Super Dextaと思われる機体。リヤフェンダーをオリジナルのステーで連結してしまっているところもユニーク。これだけ大きく薄いフェンダーですから、相当ビビるのかな?元の持ち主は振れ止めマニアなのかもしれません。
今回見ているのは奥の機体です。謎のカバー、なじんでいますよねぇ・・・手前のは別のFordson Super Dextaと思われる機体。リヤフェンダーをオリジナルのステーで連結してしまっているところもユニーク。これだけ大きく薄いフェンダーですから、相当ビビるのかな?元の持ち主は振れ止めマニアなのかもしれません。
元のかたちはこうでしょうか?Fordson Super Dextaです。エンジンが半分見えているのと、カバーですべて隠してしまうのではずいぶん印象が違います。謎のカバー思いのほかカッコいい!
元のかたちはこうでしょうか?Fordson Super Dextaです。エンジンが半分見えているのと、カバーですべて隠してしまうのではずいぶん印象が違います。謎のカバー思いのほかカッコいい!

おっと!今気が付きました。謎のカバーはドラム缶です。トラム缶を切って広げ、補強のリブを叩いて潰し、丸めているんです。しかもこのカバー、ちゃんとボルト留めしていたようですね。マフラーは四角いプレートを外して付けていた感じでしょうか? 使う都度にマフラーを装着していたのでしょう。

もの凄く手間がかかっていますし、使う時も毎回若干めんどくさい。なにかこだわりがあったのだと思いますが、結果的に「手間のローンを払い続ける応急処置」になっているところが人間臭くて好きです。こういう機体、たくさん見たいですね!!

今日はこんなところです。また明日!

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