今日は「田植機考古学」。ネットで見つけたクボタ田植機SPS型のカタログと、田植え仕事は女性の仕事だったのか?的なことを・・・(大上段に振りかぶったタイトルをつけていますけど、中身は大したことないです。)
気がついたのは二点
ばらまき育苗の・・・と書いてあるところが特徴的。ヒモ苗式と区別しているのですね。
この写真を見て気がついたのは、「ニッコニコの彼女はどこを見ているのだろう」ということと「そういえば田植機カタログのオペレーターは大抵女性だな」ということと。
顔が上がっている
撮影カメラマンに「かわいいお顔が見えないよ〜」と言われて顔を上げた感じです。本来田植機を操作するなら視線は田植機本体か少し先のマーカーが引いたラインを見ると思うのですが、そうではありません。


これを見てもわかる通り、どちらかといえば視線は下目で、正面から撮れば顔が見えなくなるような写真になります。
モデルのランク、クラス(この場合は美醜じゃないですよ!念のため)によって実は見たいもの、見せたいもの(田植機かモデルの顔か)が違うため、表現が変わってきているとしか思えません。
田植機カタログのオペレーターは大抵女性
少ないデータですけど、ここまで見てきて気がついたのは田植機カタログのオペレーターは大抵女性だということです。
そもそも手植えの時に女性が主にその役を担っていたから、田植機を扱う層は女性・・・ということになったのかもしれませんね。
そういえば田植えをする神事があったなぁ・・・と調べてみると御田植祭なるものが引っかかりました。
なんだか大変な仕事を女性に押し付けている感じがしないでもないですが、このように女性が田植えをになっています。
そういう経緯がカタログ写真で田植えをするのが女性ということに繋がっているのかもしれません。
いつだか「ジェンダーレスが叫ばれている」という文脈で、お料理のおもちゃの広告写真に男の子を使っている。というのをテレビで見ましたが、田植え機の広告写真も変わってくるかもしれませんね。
話題になるなら先頭(ファーストペンギン)です。どのメーカーが先にやるかな?
今日はこんなところです。また明日!