くろがねKBTはやっぱりくろがねベビートラクタの略だった。昭和36年4月発行農業機械図鑑第6集

今日は何となく眺めていた昭和36年4月発行農業機械図鑑第6集に、北海道上富良野町にあるスガノ農機の『「土の館」 土と犂の博物館』で見たくろがねKBTを発見して色々情報が補強されたのでそのことを・・・

くろがねトラクター 1962年(昭和37) 東急くろがね工業㈱製 (日本) KBT型 11馬力
くろがねベビートラクタ、KBT型はこんなトラクター。コンパクトでとってもトラクターらしい形をしていています。僕の好きなトラクターの1つですが、古くてとても数が少なく、今までこれしか実物を見たことがありません。また、そのため情報も少なく、いつできたものかよくわかりませんでした。それが今回かなり絞られた感じです。

↓くろがねベビーを知らない方はこちらの「撮りトラ」で・・・

今回見つけたのはここです

今回くろがねを見つけたのはこの本。1961(昭和36)年04月30日発行の農業機械図鑑第6集です。おどろおどろしい表紙は当時の印刷のせいなのでしょう。写っているのはクボタのT15ではないでしょうか?水の薄く乗った田んぼを春起ししている感じです。使っているのはロータリーではなく鋤ですね!
今回くろがねを見つけたのはこの本。1961(昭和36)年04月30日発行の農業機械図鑑第6集です。おどろおどろしい表紙は当時の印刷のせいなのでしょう。写っているのはクボタのT15ではないでしょうか?水の薄く乗った田んぼを春起ししている感じです。使っているのはロータリーではなく鋤ですね!
見つけたのはこの記述。今までわからなかった排気量や気筒数、主軸回転数などがわかりました。なにより、1961年には存在していたということも有用な情報です。
見つけたのはこの記述。今までわからなかった排気量や気筒数、主軸回転数などがわかりました。なにより、1961年には存在していた(今までの生存確認は土の館のキャプションにあった1962年まででした)ということも有用な情報です。

記載された特長を引用してみます。

特長
①軽免許で乗れる②作業機の装着方式は直装式三点懸架方式③重心が低く傾斜地作業も安定して行える④地上高は水田の畦越しにも充分⑤構造材料は自動車用の高級特殊鋼を用い制度の高い部品を使用している⑥水冷2気筒OHVの強力450ccエンジンは自動車用として設計された高性能なもので出力特性耐久力共に優れている⑦燃費は非常に経済的である。

農業機械図鑑第6集昭和36年4月30日発行

軽免許で乗れる・・・これわかります。以前見た時に銘板を発見していました。

これです。僕が実際に見た運輸省型式認定番号の一番若い番号でした。農246号です。
これです。僕が実際に見た運輸省型式認定番号の一番若い番号でした。農246号です。
今回得た情報はデータシートに追記します。このあたりを充実させたいです。おそらく紙の情報は存在していると思われますが、ネットに全く情報がない暗黒地帯・・・なかなか欄が埋まりません。
今回得た情報はデータシートに追記します。このあたりを充実させたいです。おそらく紙の情報は存在していると思われますが、ネットに全く情報がない暗黒地帯・・・なかなか欄が埋まりません。
図鑑のカタログの表紙を飾ったクボタのT15は広告にも登場しています。その中にくろがねと同じく「軽免許で乗れます」の記載があります。
図鑑のカタログの表紙を飾ったクボタのT15は広告にも登場しています。その中にくろがねと同じく「軽免許で乗れます」の記載があります。

と、いうことはくろがねと同じくT15も運輸省型式認定番号を持っているはずなのですが、その番号を見たことはありません。(書類にはあるのでしょうけど・・・)

また、「国産初」を自称するT15も圧倒的に進んでいたわけではないことも、このようにくろがねベビーと同じ図鑑に乗っていることでわかりました。

くろがねトラクター  1962年(昭和37) 東急くろがね工業㈱製 (日本) KBT型 11馬力
あ!そうそう。土の館にはKBT型とだけ書かれていたくろがねベビー。その痕跡はこのハンドルボスだけでした。ここにBabyと書かれていたので「名前かな?」と想像していたのが、今回図鑑を見て正式名称だとわかりました。ツヤもありますし、しっかりと残っているものですねぇ。

今日はこんなところです。また明日!

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