投稿日: 2020年3月28日 投稿者: nora今日も「撮りトラ」フルクローラ祭り新旧各車のクローラ比べ、ハーフクローラじゃなく、今日はフルクローラ祭り「撮りトラ」です。 某所で見たクボタのL型です。しかし気になっているのは撮っている写真のセンターではなく、後ろに写っているほう。三菱のD型なんですが、履帯を履いています。写っている写真はこれだけ・・・なぜ気がつかなかったのだろう・・・このタイプの履帯を実際に見るのは初めてだったのに・・・目に入らなかったとしか思えません。悔しい・・・ 三菱の青いD型。D2500あたりでしょうか?鉄車輪ではなく、前後タイヤに掛ける正真正銘のフルクローラです。 さらに拡大してみます。三角断面の湿地用フロートをチェーンでつないだ構造になっているのがわかります。フロートは中央が凹んでいるだけ。ただこれだけで履帯が外れるのを防止しているみたいです。 ついでなのでフルクローラ、他のもピックアップしておきます。これはフィアットのクローラタイプ。見えないところがあるのですが、想像も交えて書き写しておくと・・・■フィアット製ディーゼルは、出力に余裕があり、他に例のない、高いトルク性能を誇っています。しかも燃料費は驚くほど少なくてすみます。■燃料は三重に、空気も二重にろ過されてエンジンに入りますから、エンジンの耐久力は抜群です。■潤滑油は、二重のオイルフィルタを通り、さらに遠心ろ過機によって鉄粉が完全に取り除かれますから、ピストンや摺動部を摩耗させるおそれがありません。■4気筒ディーゼルクランクシャフトは5個のベアリングで受けていますから、振動が少なく、非常に静かです。■フィアット独特の空気ガバナーがエンジン速度を調整しますから、加速性能が良く、エンストもしません。■ブレーキは完全防水ですから、安心して作業できます。■丈夫な多板操向クラッチによって片側履帯へ全出力電動でき、ハンドブレーキとあいまって、一点旋回が簡単に行なえます。■軽い車体に広い履帯がついていますから、標準形でも0.3kg/㎠、広幅なら0.26kg/㎠(451cwは0.16kg/㎠)と、接地圧が低く、湿田で高性能を発揮します。■設計は日本と同じ未リサイズですから、工具や部品はすべて国産品で間に合います。■重心が低く、トレッドが広いので安定性があり、標準形で41%、広幅で49%の傾斜でも転倒しません。■油圧ポンプはエンジンから直接駆動していますから、エンジンが回転している限り、クラッチを切っても作業機は昇降できます。■ポジションコントロールがついていますから、作業状態をいちいち見なくても、作業機はレバーでセットした所定の位置に確実に止まります。■アタッチメントとしてダブル書くションコントロールを装置すると、押し下げ・押し上げの作用が共にできますから、排土板などの特殊作業機に便利です。■エンジン回転計、アワメータ、PTO回転計が一つになったトラクタメータ、および油圧計、温度計などの計器類が見やすくまとめられ、夜間も計器盤ライトによって照らし出されますから、いつも安全で能率よい作業ができます。■国際規格の1 3/8 540rpmのPTO軸が、標準装備でついておりますので、ロータリをはじめ各種か移転作業機の仕様が便利です。形式 411C 451C 451CW用途または形状 標準 広幅 湿地用広幅エンジン 立形4サイクル水冷ディーゼルシリンダ数 4内径×行程 85×100mm総行程容積 2,270cc出力 45ps回転速度 2500rpm圧縮比 21.5燃焼方式 過流室式仕様燃料 クボタディーゼル重油またはディーゼル軽油潤滑方式 全圧送式強制潤滑冷却方式 ラジエター冷却始動方式 セルスタート全長 2530mm全高(ボンネット)1300mm全高(マフラー )1590mm全幅 1440/1640/2220mm最低地上高 270mm履帯中心幅 1010/1300/1300mm履帯板幅 260/310/650mm軸距 1318mm変速段数 前進6段・後進2段動力取出軸 直径1 3/8インチ履帯枚数 32クラッチ 乾式単板作業上下装置 ポジションコントロール付油圧3点リンク(カテゴリⅠ)作業機持上能力 1200/1200/1200kg重量 2400/2510/2940kg ゼトアのクローラタイプ。Zetor(ゼトア)2023 2011年に見た、三菱トラクタ ゴムクローラ GCRシリーズ GCR1350 2018年に見た、三菱GCR1380 2011年に見た、同じく、三菱 フルクローラトラクタ GCR1000 価格¥7,000,000 シバウラK-20。シバウラがフルクローラーのトラクターを作っていた驚き。 ヤンマーのフルクローラーCT-95です。他のトラクターは屋根のあるところにしまわれていましたが、こちらは野外。でも、大事にされている感はちゃんとあってまだまだ現役と見えます。 ヤンマーのフルクローラCT226 フルクローラで外せないのはこれ。ジョンディア8300T 8300Tの「T」はクローラタイプを表しているそうです。tractordata.comによれば、エンジンはジョンディア6気筒、8.1Lターボインタークーラー・ディーゼル222馬力/2200rpm 重量は10トンを優に越えるバケモノです。ただ、運転席に乗せてもらい、動かしてもらったのですが、運転はほとんど指先でやっているように見え、ちっともマッチョな感じはしないのでした。(助手席から手を伸ばしてちょいちょいと・・・)建機と違って油圧で車輪を動かしているというわけではなく、ごく普通のDCTを使った言ってみればオートクラッチマニュアルみたいなもので、変速をするタイミングで少しギッコンバッタンする乗り心地でした。 キャタピラー社のチャレンジャートラクター。これも外せないですね・・・ツルッとしたデザインの黄色い姿で、僕の持っているトラクターの姿とはちょっと違います。建設機械みたいなその姿もあってあまり引っかかりがなかったのですが、調べてみるとなかなかユニークなトラクターでした。 履帯が外れちゃってますけどヤンマーのCT-80です。 最期に・・・フルクローラじゃないですけど一番最初の履帯の写真と同じタイプのクローラです。名前も最高!クボタ、サッポロクローラー なんだか北海道限定の新しいドーナッツの商品名みたいな名前です。なぜこのような名前がついたのかな・・・ 今日はこんなところです。また明日!上の記事とゆるく関連しているほかの記事:代かきシーン収集:初めて見るフルクローラの代かき(ヤンマーYT472A+コバシ・サイバーハローTXV445)クボタグランドマックスGM64-PCパワクロ・・・「撮りトラ」冷却コアが寄木細工!三菱のフルクローラGCR1380「撮りトラ@ダイナミックフェア2019」ハーフクローラタイプが出た!(こっそりフルクローラタイプも!)ヤンマーYT470「撮りトラ@スプリングフェア2018」あまりのスムーズさにビックリ(初めてのクローラ体験)乗りトラ®イセキトラクター ジアスNTA55・・・ダイナミックフェア2014