今日は昔のカタログシリーズ。クボタ・ハーベスターHH450カタログです。
ちょっと前の『ハーベスタはこのように使われていたのか!コンマ/クボタハーベスタ「昔のカタログ」』からの流れでFacebookのほうでTさんに教えてもらいました。みなさん結構ハーベスターも好きなのかも!
Tさん、ありがとうございます!
![クボタ・ハーベスターHH450「昔のカタログ」です。 これを見ればハーベスターの成り立ちが一目瞭然!まさに運搬車に脱穀機が乗っている図です。前回紹介したものは一体型でバラせませんでした。しかしこれはバラせば運搬車としても使うことができるようです。](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2019/08/kubota_harvester_HH450_catalog-9-504x703.jpg)
これを見ればハーベスターの成り立ちが一目瞭然!まさに運搬車に脱穀機が乗っている図です。前回紹介したものは一体型でバラせませんでした。しかしこれはバラせば運搬車としても使うことができるようです。ワンタッチ方式・・・と書いてありますが、どの程度のワンタッチなのでしょうか・・・
![表紙も含め、6Pのカタログです。](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2019/08/kubota_harvester_HH450_catalog-10-504x223.jpg)
![なんと「ワンタッチ」は3分でした!しかもひとりでできるそうです。(手軽だと思いますが、考えてみれば「ワンタッチ」3分って「ワンタッチ」じゃないですよね)](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2019/08/kubota_harvester_HH450_catalog-1-504x284.jpg)
![そのワンタッチがどんなものか見ていきましょう。 1.ひとりで簡単に脱こく機を取りはずせます ハーベスタを1年中活用できるものに・・・というねがいを実現したクボタハーベスタHH450。脱こく機の取りはずしはカンタン。工具は一切いらず、女性でも1人でスムーズに脱着できます。運搬機は最大積載量300キロ。扱いやすく多用途な高性能機です。 とあります。ハーベスターが運搬機と動力と脱こく機でできているという成り立ちと働き手として女性を意識していることがわかります。](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2019/08/kubota_harvester_HH450_catalog-3-504x898.jpg)
1.ひとりで簡単に脱こく機を取りはずせます
ハーベスタを1年中活用できるものに・・・というねがいを実現したクボタハーベスタHH450。脱こく機の取りはずしはカンタン。工具は一切いらず、女性でも1人でスムーズに脱着できます。運搬機は最大積載量300キロ。扱いやすく多用途な高性能機です。
とあります。ハーベスターが運搬機と動力と脱こく機でできている・・・という成り立ちと、働き手として女性を意識していることがわかります。
モミ袋の交換時期を知らせるブザーをSA-B装置と呼んでいます。中身を読んでもSA-Bが何を表しているのか書いてありません。多分Bはブザーのことで、Aは何かのアシスト、ナントカ・アシスト-ブザーなのでしょうね。
ブザーに「装置」と名付けるのが昔っぽいです。
![そうそう・・・Tさん、ちゃんといつ頃のものか推定するヒントを大写しで撮ってくれています。昭和50年の11月のものなのでしょうね。昭和50年となると、1975年、もう45年くらい前のものということになります。](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2019/08/kubota_harvester_HH450_catalog-6-504x248.jpg)
![エンジン部分は防火・防塵対策ずみ・・・と書いてあります。確かに、藁くずや埃が舞い散るでしょうから火でもついたら大変です。なるほどー](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2019/08/kubota_harvester_HH450_catalog-4-504x898.jpg)
![生コキでもきれいに仕上がる高性能脱こく機 大型なみの420mm大径コキ胴で、生モミも無理なく脱こく。さらに、揺動版とジェット吸引に新開発のサイクロン方式をプラス。選別は一段とキメ細かく、生モミでもロスが少なく、きれいに仕上がります。 完成に直接訴えたいからこのような表現なのでしょうが、「生コキ」ってどうにかなりませんかね・・・ 考えてみると、「生」がつくと言葉は本当にナマナマしくなります。特に匿名おねえさんが運搬車を操作していますね。](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2019/08/kubota_harvester_HH450_catalog-5-504x894.jpg)
大型なみの420mm大径コキ胴で、生モミも無理なく脱こく。さらに、揺動版とジェット吸引に新開発のサイクロン方式をプラス。選別は一段とキメ細かく、生モミでもロスが少なく、きれいに仕上がります。
完成に直接訴えたいからこのような表現なのでしょうが、「生コキ」ってどうにかなりませんかね・・・
考えてみると、「生」がつくと言葉は本当にナマナマしくなります。
漢字とカタカナの組み合せは特に・・・以前言われたのは、「生ハン」。クルマのハンドルを据え切りすることをそういわれました。「生」のハンドルって・・・何となく意味は通りますけど、よく考えたらまったく話にならない感じです。生コンなどもそうでしょうか・・・フレッシュコンクリートとかレディミックスコンクリートだと「生感」はそんなにないですけど、「生」がついただけで生な感じがします。生ビールなどもそうかもしれません。
生慣れしていることばならそれほどでもないかもしれませんが、カタカナとか意表をついた言葉に「生」がつくと妙に引っ掛りが生じます。
そういえば匿名おねえさんが運搬車を操作していますね。「生おねえさん」なんて書いたらかなりヘンですよね。
![ハーベスター、動いているところを見たことがないのでこのような写真は非常にありがたいです。 こうやって使うんですね。おまけに運搬車・・・確かにモミ袋をこれで運搬することもできます。(一旦家へ帰って脱こく機をおろしたからになるでしょうけど)かなり便利。](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2019/08/kubota_harvester_HH450_catalog-2-504x908.jpg)
こうやって使うんですね。おまけに運搬車・・・確かにモミ袋をこれで運搬することもできます。(一旦家へ帰って脱こく機をおろしたからになるでしょうけど)かなり便利。
![オートバインダー(秋一番)との呼吸もピッタリ。と書いてあります。これはそれこそ乾燥していないわけですから「生コキ」ですよね?](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2019/08/kubota_harvester_HH450_catalog-8-504x755.jpg)
![ガソリンエンジンのラインナップしかないんですね・・・ちょっと待って!ハーベスタ438kg、運搬機239kgってことは脱こく機はほぼ200kgじゃないですか!これで女性1人でおろせるってよっぽどすごいです。](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2019/08/kubota_harvester_HH450_catalog-7-504x740.jpg)
ちょっと待って!ハーベスタ438kg、運搬機239kgってことは脱こく機はほぼ200kgじゃないですか!これで女性1人でおろせるってよっぽどすごいです。
今日はこんなところです。また明日!