投稿日: 2019年7月23日2021年1月13日 投稿者: noraHONDAブランドで売られた三菱田植機、TPR505。田植機考古学今日は昔のカタログシリーズ&田植機考古学、Nさんに案内されて行った中古車屋さんでみた田植機です。 ちょっと前、三菱の田植機を「コンマブランドで売っていた」という記事を書きましたが、同じくホンダブランドで売っていたのも見つけちゃったというお話です。 ホンダ田植機TPR505です。狭いところにたくさん田植機が置いてあるので、全体の写真が撮れません。数ある田植機の中ですごく「HONDA」のロゴが光っていて目に飛び込んできたので撮っています。この時は「ホンダが作った田植機なんて初めて見た!」と喜んで撮っています。しかし、それは数分でそうではないことがわかるのでした。 ホンダ田植機TPR505です。これだと少し全体がわかるでしょうか・・・ ホンダ田植機TPR505間違いなくホンダと書いてあります。 喜んで写真を撮っていた数分後、トラックがやってきました。中古車屋さんに引き取られてきた田植機です。「あれ?同じ田植機が荷台に載っている。いつの間に載せたんだ?」と、思ったら、全く同じ色とデザインのラインですけど、車名がMPR505。会社名はMITSUBISHIです。あーーーーーこれかーーーー。偶然、出所同じで会社の違う2台が揃い踏みです。それにしてもホンダっぽいカラーリングですよね・・・ 農研機構の安全鑑定によれば 、三菱MPR505の安全鑑定は1994年でした。 こちらは1990年マイレディMPR55のカタログです。カラーリングも似てますし、多分この進化形がMPR505なのでしょう。ホンダではなく、三菱が作った田植機なのは間違いなさそうです。 2013年のダイナミックフェアで中古で売られていたMPR505の写真を撮っていました。三菱5条植え乗用田植機 MPR-505 購入初年度平成11年 中古価格は¥370,000 HONDA田植機のTPR505に戻ります。 ホンダTPR505どうして会社の頭文字Kをとったコンマ KPR5Hのように、HPR505という名前にしなかったのでしょう・・・Tじゃ意味がわかりません。どういうわけかかHPRのほうがカッコイイような気もしますしね・・・ ホンダTPR505ハンドルのシボ模様の間に泥が詰まっています。渋い模様になっちゃってますね! ホンダTPR505ミッキーマウスのキーホルダー・・・でも注目はそこではなく、その下の注意書きです。 拡大してみます。おお!エンジンはGX270。定格7馬力、最大9馬力のホンダエンジンが搭載されているではないですか!なるほど! 既出のMPR55のカタログです。MPR505のカタログはないのですが、このMPR55のカタログによると、エンジンは三菱GM290、296ccで定格6馬力、最大7馬力のエンジンでした。ホンダで売られていたTPR505はシールを貼っただけでなく、エンジンはちゃんとホンダ製を搭載して販売されていたのですね! 今日はこんなところです。また明日! 選挙じゃないけど毎日お願いしています。おにぎり、おいしいよ!僕は毎日食べてます。みんながお米を食べなくなって、田んぼがなくなってしまったら、非常時だって困ります。レッドブル・ボックスカートレースに今秋挑戦します。Facebookのアカウントを持っている人は、リンクを辿って「お米たべてー!」TEAMに人気投票の投票をお願いします!誰が投票したかなどは少なくとも僕たちにはわからないようになってます。求む!投票!せっかくイベントにおいてアピールするからには存在感を示したいですっ! 上の記事とゆるく関連しているほかの記事:田植機考古学:三菱田植機年表1968-1975とダイキン・ヤンマー/イセキ/クボタ年表比較三菱は田植機も赤から青に変えていた。三菱田植機/コンバイン「昔のカタログ」コンマ田植機MPR5H 他社製田植機を自社ブランドで販売するメリットって・・・田植機考古学:超貴重な三菱乗用田植機、1979年MPR600/800カタログvs1981年MPR601比較。たった三年でこの変化!三菱田植機MP45「昔の農機カタログ」続き「田植機考古学」アレは「すくすく」じゃなく「わかくさ」だった。三菱田植機