今日は送ってもらった写真によるヰセキ耕太まつり、イセキのTS「耕太」3110、TS「耕太」1910「撮りトラ」です。
TS3110とTS1910はこれまで側面の写真しか撮っていなかったので、正面から見ることができるのは嬉しいです。
トラクター野郎さんのTS3110
まずはトラクター野郎さんに送ってもらったTS3110「耕太」です。
ヰセキTS3110はカタログによると、(まずご利用条件に同意する必要がありますが、WEBサイトで取説とカタログを同時に見ることができます)3AD1型水冷4サイクル3気筒ディーゼル、1498cc31馬力/2600rpmとなっています。
農研機構のサイトTS3110LFという登録名を見つけることができました。生まれは1978年です。
小型特殊自動車の運輸省型式番号は、農 1104号。農研機構の登録は1978年ですが、『井関農機60年史』では1977年誕生ということになっています。
自作のコンバイントレーラーを装着した図だそうです。まだまだ現役ですね!
ビリーさんのTS3110
こちらはビリーさんのTS3110です。生まれはヰセキで同じでも、(この写真だけではそれを窺い知ることはできませんが)トラクター野郎さんのTS3110とは全く違う景色を見てきたに違いありません。他の耕太は一番大きな3510でもマフラーのヒートガードが無いのに、TS3310だけ、クロームメッキのヒートガードがついているのはなぜなのでしょう・・・
トラクター野郎さんのTSと違って、ビリーさんのTSはおもりがついています。顎の下にはさんだ載せ方がユニーク!
トラクター野郎さんが送ってくれたTS1910
トラクター野郎さんはTS1910の写真も送ってくれました。サビサビですが、よく見ると欠損もなくて意外と程度が良さそうです。
ウェザーキャップはペンキの空き缶ですね!けん引しているキャリアも年期が入っているだけでちゃんとカバーもあり、オーナーの几帳面な性格が伺えます。何の部品でしょう・・・穴開きのフラットバーおもりがマイカ線で縛り付けられています。拡大しないとわからないかもしれませんが、非常牽引用でしょうか?ワイヤーロープが顎の下に巻かれています。用意周到です。その場に居ないけれど、そこにオーナーが写っているようです。こういうの、いいですよねぇ・・・
おっと!さらにクボタのおもりがぶら下がっています。農研機構の登録は1976年になっています。
TS1910の小型特殊自動車の運輸省型式番号は、農 900号です。井関農機60年史によればTS1910の誕生は昭和50年(1975年)でした。
耕太の兄弟をさらに一人いることがわかりました
ヰセキの取説サイトを見ていて気がついたのですが、この表紙見てください。ヰセキの社史にも載っていなかった型番が見えます。TS2202!ヰセキの「耕太」TSの兄弟は今まで考えられていた8人兄弟ではなく、9人兄弟だったのです。
井関農機の社史である『井関農機60年史』によれば、TSのラインナップは昭和50年(1975年)にTS1610/TS1910/TS2210/TS2510/TS2810が生まれ、追って同じく昭和50年(1975年)にTS3510が加わった。
そして昭和52年(1977年)にTS2205/TS3110を加えた8機種のTSシリーズの完成と、ありました。
しかし、TS2202があるということで、TS1610/TS1910/TS2210/TS2202/TS2205/TS2510/TS2810/TS3110/TS3510と9人兄弟です。
TS1610/TS2202/TS2205見たいなあ・・・
今日はここまでです。また明日!
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