今日はhokkaidoujinさんにお招きいただき行ってきた、第34回国際農業機械展in帯広で見た、ニューホランドのT8シリーズ、巨大なハーフクローラトラクター(ハーフという言葉が似つかわしくないですが)T8.435「撮りトラ」です。
僕としては第34回国際農業機械展in帯広の会場で最も素晴らしい展示をしていたと感じたニューホランドのブースです。
その中で見た、New Holland T8.435です。比較対象物がないと大きさが全くわからないと思いますが、これだけでも「カタマリ感」はわかってもらえると思います。何もかもが太く大きい・・・人がいなくてガラガラ・・・ではなく、奇跡の瞬間です。
本当はこうです。入口入って正面の目につく場所に、通行のジャマになるように置いてあるんです。
人が傍に立つとその大きさがわかると思います。人の背丈くらいあるおにぎり。
クローラから始めてしまったので、スペックなどは後回しにしてこっちをやっつけます。
実はクローラばかり10枚以上撮っています。右側のタンクに付いたステップ4段もあります。フリークライミングですね。
転輪の中心が丸いのがわかるでしょうか?しかも半透明に光っています。
拡大するとこんな感じ。オイルが中に入っていて、点検窓なのがわかります。右上の白い丸部分から注油するのかなあ。柔らかそうなオイルで、グリスとかではなさそうです。
このクローラ、カタログによると幅も色々あるようです。僕の見たものは一番幅の広いものかなあ・・・
あ!このハーフクローラのことはT8 SmartTraxと呼ぶそうです。で、クローラの間隔は193cmから・・・
なんと386.1cmの間隔のものまで!(供給できる・・・と謳っているので、多分自在に変えられる・・・と言った類いではなく、工場オプションとかそういうものなのでしょう)スゴイ!
さすがにエンジンフードは幅広く・・・
しかも長いです。ニューホランドのマークの下、エンジン部分にバッジが付いています。こういうのは確認しておかないと・・・
NEW HOLLAND AGRICULTURE
BY FPT
なんでしょう・・・
FPTは、フィアット・パワートレイン・テクノロジーズの略でした。
Wikipediaによると・・・
Fiat Powertrain Technologies ( FPT )は、イタリアのFIATグループの子会社で、エンジンとトランスミッションを製造する会社として2005年に設立されたようですが、2013年以降はオランダ、アムステルダムに本拠を置く、フィアット・グループ・オートモビルズの傘下となっているみたいです。
話がそれてしまいました。T8.435のエンジンは、そのFPTのCursor 9という、9L(正確には8700cc)の6気筒24バルブコモンレールターボディーゼルで、最大435馬力、定格380馬力だそうです。
↑FPT Industrial Cursor (なんと16L!)の動画が上がっていました
写真、まだあるので続きます。
今日はこんなところです。また明日!
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