今日はMさんに連れて行ってもらったダイナミックフェア2018(JAグループ茨城の第44回農機・生産資材大展示会+同時開催の中古農機展示即売会)で見た、ヤンマーのロボットトラクターYT5113A,YUQR-R「撮りトラ」と、オート田植機YR8D,XU-ZFTです。




価格 ¥15,125,400
【直進モード】
枕地までの直進作業を自動運転
【オートモード】
旋回・作業機昇降・PTO入切なども自動化
安全センサー
オートトラクター YT5113A,YUQR8-A(有人)
価格 ¥13,591,800
【直進モード】
枕地までの直進作業を自動運転
【オートモード】
旋回・作業機昇降・PTO入切なども自動化
う〜ん・・・オートトラクターは安全センサーがないだけなの??値段の差は153万円。ひと一人153万円かあ・・・とにかく、参考出品ではなく売られているようです。ついにここまで!


価格 ¥15,125,400
オートトラクター YT5113A,YUQR8-A
価格 ¥13,591,800
サービスの内容も違うので何とも言えませんが、その差額、無人化、自動化のコストはかなりのものです。それだけに人件費って、お金だけ考えるとトラクターを無人化してすごいお金を払ったりしてもペイする大きな負担ということになります。人件費にはその裏に、そのお金で生活している「人」がいる・・・という意味もありますけど・・・ああ、なんでもかんでも人を切っちゃえというわけではなく、人手不足という背景もありますよね。




8条植 密苗 田植機 21.3馬力
YR8D,XU-ZFT 参考出品
HMT無段変速 ◯◯アシスト機能 V字型すこやかロータ 3気筒ディーゼルエンジン ペダル変速 疎植対応 ちょっと色々読めません。


参考出品の田植機はまさか↑この田植機よりは高いでしょう・・・ということは、消費税抜きの一番上の数字が3ということはなさそうです。
となると8か9、つまり、もしかしてもしかすると驚きの800万円台とか900万円台の可能性もなきにしもあらずです。(あくまでも僕の想像で、これは単なる書き間違いで全く外れているかもしれません。)

ちょっと気になるのはRTK-GNSSを採用というところ。なんのことでしょう?
調べてみると、国土交通省のサイトににGNSS | 公共事業における情報化施工の概要というページがあって、そこで説明されていました。どうもデータを利用した施工、i-constructionというものを国で推進?しているみたいですね。
それによれば
汎地球測位航法衛星システム(GNSS)とは、衛星を用いた測位システムの総称です。よく知られているGPSは米軍が開発したもので,他にもロシアのGLONASS,ヨーロッパのGALILEOなどがあり、GNSSとはそれらを含む総称です。原理的には、空間で位置のわかっている3点(測位衛星)から受信機までの各距離がわかれば、位置座標が特定できます。
GNSS測量には、精度や測位方式によって種類があります。情報化施工では、通常RTK-GNSS(リアルタイムキネマティック)が使われます。
あらためて「キネマティックってなんだ?」と思ったので調べると、形容詞で【物理学】 運動学的な[上の].という感じなので、なんとなくリアルタイムに位置を測る・・・という意味なのだと理解しました。

ロボットトラクターやロボット田植機・・・どちらも素晴らしいです! それと同時に宇宙・軍事技術、宇宙空間、無線通信技術、各種制御技術、それらを総動員しても、まだ完全に人一人削減できていないことに気がつきます。
トラクター作業であれば、トラクターの車庫から走り出して圃場へ行き、そこで作業して帰ってくるという一連の流れをこなせてこそ・・・まだそこまで行っていません。いや、コストを考えなければ行けるのかもしれませんが・・・
これからのロボット技術に期待ですね!
きょうはここまでです。また明日!
上の記事とゆるく関連しているほかの記事:
- 春に引き続きの展示。YT333,YT345Jマニュアルシフト機「撮りトラ@ダイナミックフェア2018」
- 超古いかと思ったら、そうでもなかった。ヤンマー歩行型田植機AP200+その他@ダイナミックフェア2018
- ラインナップに残るのかっ?新しいカラー。ヤンマーGK16 Limited Edition「撮りトラ@ダイナミックフェア2018」
- Appleが人と認めたトラクター! 参考出品の三菱GF130Aハイクリ管理機「「撮りトラ@ダイナミックフェア2018」」
- トラクター写真収集は続く。クボタKL270「撮りトラ@ダイナミックフェア2018」
- 1年落ちは約120万円落ち。クボタトラクターFT300パワクロ「撮りトラ@ダイナミックフェア2018」