投稿日: 2018年7月17日 投稿者: nora顔が黒けりゃシートは白!三菱DトラD2000「撮りトラ」今日の「撮りトラ」は、hokkaidoujinさんの案内で行った中古屋さんで見た、三菱D2000です。これらは皆コンテナに入れられて外国に輸出されてしまうみたいです。 自分が使えない以上、使ってくれる人がいる海外へこのような古いトラクターが行くのはありがたくも嬉しいことです。(寂しいけれど) 「青年のような青いトラクター」というキャッチコピーと「トラクターは機械です。 数字がその実力を正直に語ります。 トラクターは数字で選びましょう。」というサブ?コピーで売り出されていたD2000・・・その青年も成年になり、第2の人生の幕開けを待っています。 青いボディ、粉が吹いてしまっていますが、意外と色が残っていて綺麗です。赤い塗装のトラクターが古くなるのとはまた、感じが違います。三菱農用トラクターD2000は1973年〜1976年まで製造されたようです。 これが「Dトラ」と呼ばれるなら「Rトラ」トラとでも呼ぶべきなR2500なども使っていた伝統的なプレートの形。三菱M62型 20PS/2400rpm 1,302cc 同じ形でしょ?「Rトラ」。三菱農用トラクタ R2000形 20PS 2700cc(と書いてあるのかな?)三菱重工株式会社。 そしてこちらは三菱R200の銘板。内容も形も配置も同じです。三菱トラクタ R200形 三菱重工株式会社 こちらはグッと新しくなって「MTトラ?」もしくは「Tトラ」のMT2600D・・・これも同じ形。農業機械の種類:農用トラクター(乗用型)形式名:三菱MT2600D区分:三菱D2650FD製造会社:三菱農機株式会社製造番号:●×□△小型特殊自動車運輸省形式認定番号:農1319号三菱MT26B型 話が少し外れてしまったので、軌道修正。「Dトラ」に戻ります。ちゃんとD2000だったということの証拠。 それからこの機体のチャームポイントになっているおもり。丸くて、スリットが入っていて、それらが等間隔に並んでいたのが印象的。まるでトラクターの一部、デザインの一部のようです。 いいでしょう?この顔。注目ポイントは粉を吹いて白くなってしまっていますが、黒い顔。そして細かい細工の三菱バッジ。MITSUBISHIHEAVY INDUSTRIES,LTD.と、細かい点やカンマまで浮き出し文字なんです。ヘッドランプはスタンレーでした。 しかしちょっと不思議です。Dトラと呼ばれているんですね!三菱D1300/D1800/D2000/D2500/サトーST1300「昔のカタログ」の時に紹介したカタログです。これを見ると顔は白なんです。 こちらのカタログではD1800の顔は黒です。顔が黒いとシートは白。顔が白いとシートクッションは黒・・・という法則がありそう。 ちょっと見てください!シートの背もたれから覗いているシートクッション、白じゃないですか! もしかしたら顔が黒、白、選ぶことができたのかもしれませんね!それにしてもオリジナルのままキープされていたのですねえ・・・このシート あとはメーターのあたりをとたりしながらウロウロ。 ハンドルのセンターマークも残っているし、外観の程度はかなり良さそうです。 今日はここまで・・・毎日暑い日が続いています。水分と塩分を適切に摂って今日を乗り切りましょう!また明日! 上の記事とゆるく関連しているほかの記事:三菱トラクタその2・・・ダイナミックフェア2014Stay Home おうちで「撮りトラ」ビリーさんのグランドパルシードMT52Dその1三菱トラクタその1・・・ダイナミックフェア2014手持ちの材料で序列を決定(仮)これでどうでしょう?サトーST2001「撮ってもらって撮りトラ」サトーST2001「撮ってもらって撮りトラ」とりあえず得た情報から明日序列を考えてみます初めはR220、後にR2000。三菱R2000「撮りトラ」