今日は「昔のカタログシリーズ」。1984年のものと思われる、伊藤産業機械さんにお借りした日の本E2604のカタログその2です。
表紙のパンチ、印象が強く、今朝の時点では僕もどんなトラクターだったか忘れてしまっています。
トラクターの写真より大きく場所を取っている、光の輪がボヨンボヨン跳ねているようなこの模様・・・いったい何でしょう? 油圧の上り下がりを表している?
ただ、「乗用車感覚」というのはユニークな二人乗りトラクター、日の本JF1でも謳われていた日の本のトラクターの方向性の一つだったと思われます。
カタログはトラクターを売る、知ってもらうためのツールです。トラクターが珍しかった頃は本体写真と馬力、性能と価格くらいを表示していれば良かったです。
でも、メーカーが増え、トラクターが選ばれる時代になると差別化の必要性からレオタード姿のお姉さんが出てきたり、形のない「熱い想い」までくつけて売らなくてはイケなくなった・・・そんな感じです。
当然競合各社も同じく形のないもので差別化を図るわけですけど、なぜか似たような作りになってしまっているのがおもしろいです。
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