今日は伊藤産業機械さんに提供いただいた昔のカタログシリーズ、三菱newマイサン「昔のカタログ」続きです。
大きな「売り」があった60年代。イメージを使い始めた70年代。ほぼ現在の形の80年代。
三菱のカタログの1980年代には技術が熟成し他社と差別化が難しくなってきたのでしょう。せいぜい3気筒と4気筒の違い、わずか1気筒の差の話になっています。
他社に差を付けるためには細かい機構の差や、イメージの違いで売っていくしかなくなっていたに違いありません。
そして、前の型との微妙な違いを「ニュー」やら「スーパー」やら「エクストラ」などという、言葉のインフレーションで表現する現在につながっているわけですね。そういった意味では80年代からカタログ表現の進化は停滞しているというか、何か「発明」みたいなものがされなかった感じです。
黒とブルーがいい感じに切り替えられています。三菱はこういった2〜3色をうまく使い分け、シャープな印象を与えるのが得意ですよね。
今のカタログは写真がキレイとか、紙が高そうとかそういうところはありますが、ポエムっぽいのは少ない感じです。ちょっと三菱GA/GAKのカタログを見てみたら、「フィールドを楽しもう!」とかキャビンを指して「自分だけの広々空間。」それから「大地が目覚める多彩なロータリをラインナップ」などなど。
ごく普通でわかりやすいです。それから比べると『「アッ!」「オッ!」「イー!」青いトラクター』なんてわけがわかんないですよね!
現在のカタログは80年代カタログの完成型なのでしょう。
今日はこれまで、また明日!
木田さん こんばんは
YM1500は見つからなかったのですが、YM1700は1977年。イセキ耕太TS2510が1976年。TX1500も1976年。それ以前は記録がなかなか見つかりません。三菱のニューマイサンは80年代に入ってからですから、ヤンマーとイセキ、この二者の勝負でしょうね。
角目ランプはどこが最初かな?クボタは80年代入ってだから間違いなく違う
ヰセキの耕二、耕太か ヤンマーYM1500かな?
角目ランプ初は……?
木田さん こんにちは
業界初の内装マフラー・・・なるほど・・・
細かいことですがこういうことを気にしてみるのもおもしろいですね!
四角いので確かにフォルテに似ています
ついでにどこが角目ランプをいちばん先に採用したのか調べてみるのもおもしろそう
newマイサン、このクラスでもいいところへいくのではないでしょうか?
クボタが業界初の内装マフラーのトラクタと思ってましたが このトラクタがどうやらいちばん最初の内装マフラーのトラクタのようですね。
しかしマフラーと色を除けば ヤンマーフォルテのパクり見たいです。