今日は北海道上富良野町にあるスガノ農機の『「土の館」 土と犂の博物館』で見た、昔の写真です。
ちょっと前に紹介した昔のカタログの上の壁に昔の写真がずらっと貼ってあったような気がします。(少し記憶があやふや)
まさにこの間読んだ本庄陸男の小説『石狩川』の世界です。このころはどんなひとも小屋掛けくらいできたのでしょうね・・・。僕も先月お手伝いで変わった小屋掛けをしました。中古の2×4材を使って8畳ほどの小屋の骨組みを作り、写真のような木の皮の代わりにハウスのビニールをタッカーで打ちつけて屋根や壁にするんです。
労働基準法なんてなかった時代ですから、相当事故が起こっただろうな・・・それにしても鮮明で明治の写真に見えない。
道具を持っている人、一番いいカッコしていますね。
むむっ!この写真のオペレーターもすてきな格好です。履いているのはブーツかな?・・・やっぱり記録(記念)写真ということで普段と違った晴れ着なのでしょうか・・・
このころはいつもいつもバリッとした服装で仕事をするのが普通だったのか、それとも写真を撮るときだけそうだったのか、とても知りたい!
僕としては「写真を撮る」とうことは普段と違う非日常なのであり、記録として残って多くの人の目にこれから触れるということを考えていつもと違う晴れ着を着ていた・・・と考えたいのですが、真実のところはわかりません。
この頃と比べるとだいぶ今は写真も変わりました。当時は前もって「写真を撮ります」と言い渡されて構えて撮り、不意打ちのスナップ写真など考えも付かなかったでしょうが、今はカメラもデジタルになり不意打ちのスナップどころか機関銃のように撮れます。
それどころかカメラでもない電話で写真を撮る始末・・・今やそういった写真は記録ですらなくなって、その後誰にも見られないまま記録媒体の片隅に0と1の羅列として仕舞い込まれたままになっちゃっうのがほとんど。だとすると「写真撮るならスーツ着るから待って!」とはならないですよねぇ。
おっと、断定的になってしまった。あくまでも僕の妄想です。
こちらもオペレーターさんは一番目立つカッコです。やっぱりこの写真の中では一番の実力者というかエラい人なんだろうな。
となると一番バリッとした服装の右端の人が家長さんなんだろうな。
これは馬のこと?
昭和に入ると服装も何だか普通になっちゃってます。機械とか写真とかが特別じゃなくなっているのかも。
ファモールカブです! この方はネクタイを締めてる? 特別に感じている人もまだいたのかな?
これいいですねえ! お揃いのカッコはユニフォームでしょうか? ばあちゃんも子供も一緒にこれで出かけられる・・・今で言ったらミニバンでしょうか。このミニバンもファモールカブかな?
今日は寝坊しちゃったのでこれでおしまい。この続きは後日!