なんて読むの?MESSKOサーモメーター。ランツブルドッグD2206・・・「撮りトラ」

今日は超寝坊したので、端折っていきます。スガノ農機「土の館」で見た、単気筒2サイクル焼玉エンジンのランツブルドックトラクタD2206です。

ランツブルドッグトラクタ  1954年(昭和29)ランツ社製(ドイツ) D-2206型 22馬力
ランツブルドッグトラクタ 1954年(昭和29)ランツ社製(ドイツ) D-2206型 22馬力

『昭和28年でこの洗練された形、ランツブルドックD1506・・・「撮り虎」』で隣にあったD1506に比べてほっそりとした印象。形も若干垢抜けない感じで、D2206と大きな型番を持っている割にはこっちのほうが古そうなイメージ。

僕の注目部分はココ

ランツブルドッグトラクタ  1954年(昭和29)ランツ社製(ドイツ) D-2206型 22馬力
風呂の栓みたいに鎖の付いたキャップ。冷却水のタンクでしょうか。何か文字が書いてあるのだけれど、斜めすぎて読めない。ちゃんと撮っておけばよかったなあ・・・カメラはこういう後悔ばかり。
ランツブルドッグトラクタ  1954年(昭和29)ランツ社製(ドイツ) D-2206型 22馬力
そしてもうひとつの注目点はココ。マスコットみたいな、反射板みたいなもの・・・これなら何か書いてあるのが読めそう・・・カメラは意図しないものも写ってしまうことがあります。
ランツブルドッグトラクタ  1954年(昭和29)ランツ社製(ドイツ) D-2206型 22馬力
やたっ! 拡大すると何とか読めそう。「MESSKO Thermometer」って書いてあるみたい。

MESSKO??

調べてみるとこんな画像が出てきました。ラジエターキャップに刺して温度を測る温度計みたいです。こっちは裏側なんだろうか・・・
調べてみるとこんな画像が出てきました。ラジエターキャップに刺して温度を測る温度計みたいです。こっちは裏側なんだろうか・・・
ランツブルドッグトラクタ  1954年(昭和29)ランツ社製(ドイツ) D-2206型 22馬力
同じくネットで見つけた画像。どうやらこちらが表らしい。ちょっと細かくて運転席からは確認し辛い感じ。

ネットで年表を見つけました

MESSKO社は1911年にアルバート・ハウザー博士によって設立された精密機械の研究所が元になっていて、今でいう産学共同の会社のようです。
MESSKO社は1911年にアルバート・ハウザー博士によって設立された精密機械の研究所が元になっていて、今でいう産学共同の会社のようです。
そして1925年には僕が見た水温計?温度計?を開発していたみたいです。1925年といえば日本では大正14年・・・この頃にはこういった形の温度計の需要があったわけです。そして1999年、MRという会社に吸収合併されてしまった感じです。
そして1925年には僕が見た水温計?温度計?を開発していたみたいです。1925年といえば日本では大正14年・・・この頃にはこういった形の温度計の需要があったわけです。そして1999年、MRという会社に吸収合併されてしまった感じです。

キャップのネジのピッチや径が同じなら、どんなものにも使えそうな温度計。汎用部品でありながら、どこか「見られること」を意識したような美しい形。なかなか心惹かれる部品です。

上の記事とゆるく関連しているほかの記事:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です