昨日からの続き・・・昔のカタログシリーズです。クボタトラクター選べるカラバリのサンシャインシリーズ、18馬力のL1802/L1802DT(Doble Traction) 20馬力のL2002/L2002DT 22馬力のL2202/L2202DT 24馬力のL2402/L2402DTです。
選べるのはカラーだけでなく、二駆/四駆、馬力も18〜24馬力まで2馬力刻みで選べたのですね。
昨日からの続きで選べるカラーを・・・
昔のカタログシリーズ、クボタトラクター選べるカラバリのサンシャインシリーズ、18馬力のL1802/L1802DT(Doble Traction) 20馬力のL2002/L2002DT 22馬力のL2202/L2202DT 24馬力のL2402/L2402DTです。” title=”kubota_tr_catalog0001″ width=”504″ height=”712″ class=”size-large wp-image-31554″ />[/caption]
基本色とオプションのAタイプ(上から2番目)は見たことがありますけど、B、C、Dタイプは見たことがありませんねえ・・・このオプションの順番は受注の予想の順番だったりして・・・
今となっては軍用車みたいなグリーンのDタイプは超貴重ですね! とはいっても仕事する側から言ったら色で仕事するわけではないので関係ないことかもしれませんけど。
消費者はワガママだ!
僕ら消費者は気軽に「〜色もあったらいいのに・・・」などといいます。しかし、メーカーのほうで「それじゃあ」と色々用意してくれたとしても実際には「無難だから」と基本色を結局選んでしまいます。
つまり、「これしかありません」とお仕着せの色(メーカーが色々検討して一番いい色にした)を仕方なく選ぶというより、いくつかの選択肢の中から選びたいと思うのでしょう。
もしかしたらカタログ用にいくつか作っただけで実際には受注生産みたいな形になっていたかもしれません。
上の写真は基本タイプ。40年近く前の機体なのにこのあたりでもまだまだたくさん見る事ができます。
「撮り虎」KUBOTA ZL2002DT(でも記事自体はこれしかないかもしれません)
並んでいるからきれいに見える
↑以前の記事「選べるカラバリ!!!」より・・・トラクターだってできれば全色買いたいよ。
耐久性に自信あり
「これからのトラクタはまず丈夫でありたい。」
ますます多様化し、個性的になっていく日本の農業・・・その時代の声にこたえて、トラクタも、日に日に新しくなってゆかねばなりません。より効率よく、パワフルに、よろしくお願いいたします広範囲な作業がこなせるように—–そして、何よりも、これからの農業・これからのトラクタを支える第一条件。それは「耐久性」です。
フルシーズンの酷使によく耐え、長い年月をあなたとともに働きつづける「頑強さ」です。
純国産1号機を生み出して10数年・・・日本のトラクタの歴史とともに歩んできたクボタが、その高い技術の蓄積を総結集してお届けする「サンシャイン」。これは、エンジン・ブレーキ・足回りなどすべての部分に「耐久性に自信あり」と声を大きくして言える画期的な新シリーズです。
●ドライライナ式のシリンダライナ
●大容量のエアクリーナとオイルフィルタ
●トンエンル形構造のシリンダブロック
●他社にないトライシリンダエンジン
●ハイカムシャフト方式のバルブ
●完全密閉の足まわり
●半永久式的なダイヤフラムクラッチ
●前輪は完全密閉のベベルギア式
●頑丈なフルコンスタントメッシュ機構
個性を強調しています
トラクターの新しい姿として「丈夫」ということをあげています。逆にいうと、このときまでトラクタは「壊れるもの」として世の中に認識されていたのではないでしょうか?
国産トラクタを作って10数年、やっと自信を持って「思う存分使ってください」と言えるトラクタを売れる喜びが伝わってくるような文章です。
また、これまで見てきたカタログの中では珍しく、語りかけるような口調が斬新です。どちらかといえば高性能や高出力を謳ったもの。「あなたの頼れるパートナーです」的な感性や何となくのイメージを主張するものがが多かったように思います。
サンシャインシリーズでは具体的に「耐久性」というものをあげ、訴えかけています。
このカタログが昭和53年(1978年)、そして今でもたくさん見ることができるサンシャインシリーズ。これを作った人たちは、当時自信を持って世に送り出した商品が、その耐久性を証明するように今もたくさん使われていることにどんな気持を持っているでしょう・・・聞いてみたいです。(喜んでいるのはもちろんでしょうが)
すみません・・・疲れたので続きは明日!
見つかって良かったです。
その本やたらと機械がたくさん載ってんですよね。こんなにたくさんの写真が載ってる農業の本は他にないってぐらい・・・。
おじまさん こんにちは
今日は暗く雨降りな上に
朝からMACが「仕事したくねえ」と言いだして
気持はわかるがこのクソ忙しいのに・・・と、大変ブルーです
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やっぱりカラーのオプションは有料でしょうか?
それではきっと売れなかったでしょうね・・・
ダイハツの軽トラすごく気になります
色々なハードルを乗り越えた個性派が増えると世の中楽しいのに
きっと自分が買うとしても無難なところになる気がして
買いもしないのに情けなく、がっかりしています
旧い農機は最強さん こんにちは
本借りてきました。児童書の場所にあってなかなか見つかりませんでした。
¥6800は高い!なんて言っちゃいましたけど、すごい本です。
どうやったらこんな本を作ろうと思えるのか、そのエネルギーに脱帽です。
農業のほとんどが網羅されている図鑑のようなものだったのですね!
僕には児童書と言われていながらちょうどいいです。
書 名 日本の農業
著 者 名 石谷 孝佑監修 / イシタニ,タカスケ
シリーズ名 ポプラディア情報館
出 版 東京 : ポプラ社 , 2007.3
ページ等 239p ; 29cm
ISBN 978-4-591-09600-0
978-4-591-99840-3(set)
MARC番号 JLA07017586
分 類 612.1 (8) 612.1 (9)
また、サンシャイン、よっぽど大きな写真だと思ったら小さかったです。
よく覚えていましたねえ・・・記憶力にも脱帽です。
こんばんは。
>>僕ら消費者は気軽に「〜色もあったらいいのに・・・」などといいます。しかし、メーカーのほうで
「それじゃあ」と色々用意してくれたとしても実際には「無難だから」と基本色を結局選んでしまいます。
そのとおり!! …らしいです。
友人に某自動車メーカーのデザイナーがいますが、昔、彼がそんな話をしていました。
乗用車の場合、白、黒、赤を基本にシルバーでも加えれば、8割以上の需要は賄えるんだそうですが、
その基本色のラインナップだけだとさっぱり売れない。
“いろいろ取り揃えてある中から自分なりの考えで無難な白にした”という感覚が大事なんだそうです。
それと、働く車ですからカラーリングにオプション料金を払う人は少なかったんでしょうね。たぶん。
ダイハツの軽トラも新型はカラフルですが、売れ行きが気になるところです。
こっちでは初代のサンシャインは少ないですね。耕太の方が多いです。