今日で最後の注意書きマニア クボタM125G「危険ヒト」。よくみると一度に同じ人が書いたものではなく、「黒いヒト」のタッチも色々、乗るトラクターも色々・・・描き溜めた状況をその都度あちこちから引っぱり出してきているように見えます。あるときは柔らかいタッチで、またあるときは簡略化された強い線で描かれています。
細い線のちょっと変わった黒いヒト。シートベルトをちゃちゃっとして澄ましてる感じに「おかしみ」があります。死傷事故軽減という言い方は不思議ですが、死亡事故はケガで、ケガは無傷で・・・といったニュアンスなのでしょう。前から見たトラクター・・・もう少し「らしく」して欲しい!
これは線の太い簡便なトラクターです。前出のオープンなトラクターとはまた別の人が描いたか、時代が違うのかもしれません。パーキングブレーキ、後輪しか効かないんですね。(そういやクルマも一緒か・・・)エンジンがかかっている間は駐車ブレーキでもちゃんと前輪まで効くのでしょうか?そこらへんは謎です。
その下は、転倒や衝突による死傷事故を防ぐために、道路走行時は左右のブレーキペダルを連結すること。・・・黒いヒトがいないしめんどくさいのでこれは絵を描きません。でも連結でシートベルトでは「軽減」しかできなかった死傷事故が、「防ぐ」ことができるんです。これはやらないとダメですね。
読んでて気になったのがその上の警告。
点検・整備時に、後輪だけ地面から浮かせた状態にしてエンジンを始動させないでください。ブレーキを踏むと前後輪を連結状態にする機構になっている為、前輪が回転しトラクタが動き出す恐れがあります。
かなりの確率で動き出しそうです。これ、さっきの坂道の駐車と逆なんですね。エンジンを切ると前後輪の連結状態が切れてブレーキは後輪だけになってしまう。逆にエンジンを掛けると連結され動き出してしまう・・・なるほどー 頭がこんがらかってくるなあ。
絵がなかったので、描いてみました
こんな感じでわかるかな??
クボタM125G、これで終わりです。