日の本MB-1100その2「撮り虎」

鉃道写真を撮影する「撮り鉄」をもじって、トラクターを撮影する「撮り虎」撮りトラキャンペーン第7弾の2、鹿児島のKさんが送ってくれた日の本MB-1100です。

Hinomoto MB-1100
Kさんも言っていましたが、このプーリーのセンターキャップ、日の本っていう漢字が泣かせます。この位置から見ると強制空冷っぽいですね

トラクター探偵団、探偵中

東洋社の「日の本」トラクターですもんねえ・・・何かがにじみだしてきそうなものすごい名前です。そう言えば正面に書いてあるマークも扇子に日の丸っぽい・・・外国人の好きな日本のイメージって感じがします。輸出を意識していたんですかねえ・・・断片的なネット上の情報によれば会社は大阪の京阪線大和田駅前にあったということで岡山の会社じゃなかったかもしれません。

「日の本」ロゴ想像図
写真が拡大できないのでよくわかりませんが、昨日の写真と合わせて見ると大体こんなロゴなのではないか?という想像図。正確には扇子の日の丸の中はなんと書いてあるかは読めません。

こんな記述を発見!

愛知機械工業(http://www.aichikikai.co.jp/)のWEBページの中に東洋社の日の本トラクターのエンジンの話が載っていました。
愛知機械工業(http://www.aichikikai.co.jp/)のWEBページの中に東洋社の日の本トラクターのエンジンの話が載っていました。

どうもエンジンは愛知機械工業が作っていたみたいです。TES80灯油空冷単気筒エンジン377ccの6馬力・・・まてよ?6馬力とはえらく低いなあ・・・しかも商品名のMB-1100の1100とはえらくかけ離れていて関連性が薄いなあ・・・いくら何でも6を1100というのはふかしすぎです。

な〜んだ。本家本元に

と思ったら、本家本元。ご先祖様を東洋社に持つ日立建機ティエラにちゃんとヒストリーが載っています。

本家の日立建機ティエラ(http://www.tiera.co.jp/co_history.html)にヒストリーが載ってる。それによれば1962年(昭和37年)に「乗用小型4輪トラクター」日本最初の国営検査に合格!とあります。
本家の日立建機ティエラ(http://www.tiera.co.jp/co_history.html)にヒストリーが載ってる。それによれば1962年(昭和37年)に「乗用小型4輪トラクター」日本最初の国営検査に合格!とあります。

リンクをクリックすると・・・

おお!まさしく同じ形!MB-10とあります(日立建機ティエラWEBページより)
おお!まさしく同じ形!MB-10とあります(日立建機ティエラWEBページより)

↑コーフンして勝手に引っぱってきてしまった・・・撮りトラがかなり盗りトラになっちゃった・・・やばい。問題があったら引っ込めますのでご連絡ください・・・

年代から言って、愛知機械工業のTES80灯油空冷377cc単気筒6馬力エンジンが載った日の本トラクターはこのMB-10だったのでしょう。しかし、TES80型以降のエンジンの記載は愛知機械工業のWEBページにはありません。Kさんの見たMB-1100のエンジンは一体どこが作っていたのか?

それも日立建機ティエラの年表に載ってました。1966年(昭和41年)に愛知機械より農発エンジン部門買収、エンジン自社生産を始めるとあります。

つながりました。MB-1100のエンジンは愛知機械の血を引く部門で作られていたのです。

調べてみるとMB-1100というのは15馬力という表記と11馬力という表記両方混在してるみたいです。MB-1100は11馬力でMB-1500が15馬力という感じと15hp(11kw)という表記です。まあ、まあ11馬力でも1100という数字に合うし、15hp(11kw)でも11kwというのが数字的に1100と合致しそうでつじつまが合いますね。

愛知機械工業のTES80を作ったチームがTES100(仮)、480cc(仮)くらいのエンジンを作ってMB-1100に載せたんんじゃないかなあ・・・

さらにリンクをクリックすると・・・

こんなの出て来た!日立建機らしー!無敵の全部付です。(日立建機ティエラWEBページより)
こんなの出て来た!日立建機らしー!無敵の全部付です。(日立建機ティエラWEBページより)

小型建設機械バックホウ「日の本コンパック」のリンクをクリックするとこんなのが出てきました。もちろん油圧で動くのでしょうから日の本キャップのベルトは運転席足元かなんかにある油圧ポンプも動かしてたんでしょうねえ・・・

バックホウを操作する時はなんだかやりづらそう。イスはオフィスのイスみたいにクルクル回ったのでしょうか?

・・・今日はこれまで。仕事しま〜す

上の記事とゆるく関連しているほかの記事:

“日の本MB-1100その2「撮り虎」” への30件の返信

  1. Hello. Could you please help me?

    I’m tryuing to find a book for Hinomoto CB-4S
    any kind of technical book, where I could find informations about systems and schemes for tractor, so that I could adjust all the systems (I have an old tractor and some parts are missing)
    If you have some, could you please send me a e-book version or maybe scanned one, it doesn’t really matter.
    That would be really helpful, thank you in advance

    1. Hello.
      I’m sorry.
      CB-4S is not mine.
      I have no information to help you.

      だれかCB-4Sといったら日の本コンバックのことだと思うんです
      まさか整備マニュアルなどはないでしょうから
      取説なり何なりを持っている方いないでしょうか?

  2. ことわっておきますけれど、無人の古い倉庫内には絶対に入っていませんから、不法侵入になりますから、倉庫の開いているサッシの外から撮影しました。

  3. おはようございます日の本トラクターのデドストック倉庫の縁まで孟宗竹の竹林なので早い筍を探しに行ったついでに倉庫のサッシが開いているのでトラクター画像撮影しました。前から撮影したら日の本MB-1500 東洋社 ミラーに荷札がついてすべて未使用機で26台くらい3列に並べてはいっていました。

  4. お久しぶりです。MBシリーズトラクターの続編です。
    HINOMOTO MBシリーズは元々耕運機(以前は耕耘機と書きました)をベースに前輪と運転席を付けて四輪としたもので、初期は「乗用耕耘機」とも呼ばれていました。
    MB-1100は11HP、MB-1500は15HPでした。コンバックCB-4SはMB-1500の前身のMB-140がベースだったように思います。これらのMBシリーズのエンジンとトランスミッションは、ごく初期には愛知機械で生産していましたが部門移管後は、大阪の門真にある工場で設計・開発・生産していました。また、当時は農業発動機専用に「ハイブルー」という名のハイオクタン灯油なるものが(免税)で存在しMBシリーズのエンジンはこの燃料の使用を前提とした物でした。ただ、いかに「ハイオクタン」と言えども灯油では始動性が悪いので、始動用にガソリンを使えるように燃料タンクの一部を仕切ってガソリンを入れるようになっていました。始動後は自動的に灯油に切り替わりました。初めのほうに投稿・掲載されているCB4Sの写真にもボンネット上にタンクキャップが二つ見えますよね。
    あと一つ。MBシリーズは耕耘機からの派生であったため駆動輪である後軸には、いわゆるデフ(ディファレンシャル・ギア–作動歯車)は無く左右直結でした。耕耘機の場合は左右それぞれの車軸のサイドクラッチを切って曲がるので、四輪にした場合はハンドルの切れ角が一定以上になると旋回内側のサイドクラッチが切れる様になっていました。
    今日の昔話はこの辺で・・・・・

    1. Taniyanさん おはようございます

      とっても興味深いお話ありがとうございます
      MBシリーズはデフがなく、サイドクラッチを切って曲がるなんて・・・
      ということは、旋回時、MBは一輪駆動になっている・・・ということですよね?
      問題をひとつひとつ解決していった感じがしておもしろいなあ

      昔話、とてもおもしろいので、気が向いた時で良いですからまた聞かせてください
      よろしくお願いいたします!

  5. 親父の世代は、田んぼに坂路すら付けずに「あゆみ板」をかけて出入りするくらい水張面積が減るのを嫌ったものですが、少々の水張面積よりも安全・安心・効率を優先する時代になって、「バックでないと登れない」ような坂を「大きくて幅の広い坂路」に作り替えているのは、私だけではないと思います。

    ただ、私くらいの中山間地まではそれが可能ですが、山間地の棚田になると、物理的に無理があるんですよねぇ。。。

    1. 愛読者さん おはようございます

      親父の世代は、田んぼに坂路すら付けずに「あゆみ板」をかけて出入りするくらい水張面積が減るのを嫌ったものですが、

      いまよりずっとお米が高かった・・・ということもあるのだと思いますが
      まったく進入路を造らないという時代というか、考え方もあったんですねえ・・・

  6. shiroemodonさん noraさん

    流石にトラクターや田植機でバック転するようなことは無いと思いますが、急斜面の坂路や畦越えで前が軽いと怖い思いをしますもんねぇ(笑)

    左右ブレーキペダルの連結を忘れて急坂路を登り、前が浮いたので慌ててブレーキを踏み、トラクターや田植機が坂路に対して横向きになって側転する・・・よくある事故だと思います。

    皆さん「普通に登れる坂」「作業機を降ろしてウィリーバー代わりにすれば登れる坂」「バックでなら登れる坂」って仕分けていのではないでしょうか?

    余談ですが、私の田植機は施肥仕様機ではないんですが、前部左右のステップ下にペースト肥料タンク部品が装備されていたので、水を詰めてフロントヘビーにしています。

    1. 愛読者さん おはようございます

      左右ブレーキペダルの連結を忘れて急坂路を登り、前が浮いたので慌ててブレーキを踏み、トラクターや田植機が坂路に対して横向きになって側転する・・・よくある事故だと思います。

      クロスカントリー競技などで独立ブレーキを使ってタイトにターンする時に使うのにはいいですけど
      不意にやったら四輪でも転んじゃいますね

      皆さん「普通に登れる坂」「作業機を降ろしてウィリーバー代わりにすれば登れる坂」「バックでなら登れる坂」って仕分けていのではないでしょうか?

      なるぼど・・・今日は雨上がりでぬかってるから「作業機を降ろしてウィリーバー代わりにすれば登れる坂」「バックでなら登れる坂」はあとにしよう・・・という感じなんですね!
      もちろん「バックでなら登れる坂」が一番急なんですよね?

  7. ウエイトを装着する本来の目的は上記の愛読者様のコメント通りですが、田んぼの場合はトラクターの転倒防止という理由もあると思います。

    田んぼはどうしても農道より低い場所にありますから、
    基本的に出入り口は斜面になります。
    その傾斜が緩い圃場なら問題ないのですが、傾斜が急だと後ろに重い作業機を装着した場合に前輪が浮いて危険です。
    それを防止する為に、前部へウエイトを装備するという使い方もあります。

    ウチにも一枚だけ、かなり急傾斜の入口を持つ圃場があります。
    トラクターは問題ないのですが、苗を満載した田植え機が圃場を出る時は確実に前輪が浮いてしまいます。
    仕方なく苗載せ台を下げフロートをズリズリ引きずって、ヒヤヒヤしながら脱出してます。

    1. shiroemodonさん おはようございます

      傾斜が急だと後ろに重い作業機を装着した場合に前輪が浮いて危険です。

      確かにそうです!
      単車では何度も経験しているので、見ているほうがヒヤヒヤします
      やっぱりバク転が一番損害が大きい・・・
       
       

       
       
      写真は僕がお守り代わりに財布に入れている写真です
      (あ!僕じゃないですよ! 友だちの写真です)

      なぜか重量挙げみたいになっていますが、急斜面にアプローチしてバク転してしまっているのです。
      「単車だけバックフィリップ」ですね。

  8. 補足です。

    「軽い」と水田で沈みにくく、2駆の場合は旋回性も向上しますね。

    「重い」メリットと「軽い」メリットを両立させようとした結果、重くて接地圧が軽く、しかも旋回性の良いトラクター(パワクロ=ハーフクローラー型)が生まれたんだと思います。

    1. 愛読者さん おはようございます

      「重い」メリットと「軽い」メリットを両立させようとした結果、重くて接地圧が軽く、しかも旋回性の良いトラクター(パワクロ=ハーフクローラー型)が生まれたんだと思います。

      とってもわかりやすいです
      旋回性や湿田走行性能とけん引力は相反するものだったのですね
      それをパワクロやウエィトで何とかしようとしていたわけで
      そこをおさえられてなかったので、「前が重いほうがいいんじゃ?」なんて思ったということだったと納得しました

  9. >田んぼでは必要ないのかな、ウエイトって?

    前部ウェイトを足す理由の1番は牽引力を増加させるためで、2番目が重い作業機を装着するため。。。かな。

    前が重いと、プラウなどを牽く際に無理が効き、リバーシブルプラウなどの重い作業機も装着できますが、水田で使うロータリーティラーは牽引抵抗が少なく、作業機としても軽量なので、水田用では「軽い」ことがメリットになります。

  10. >前部が軽く水田での作業性に優れている

    前部にカウンターウェイトをどんどん足して重作業機を装着するという発想とは逆で、とっても「瑞穂の国」らしいですね。

    そういう割り切りって、好きです。

    1. 愛読者さん おはようございます

      前部にカウンターウェイトをどんどん足して重作業機を装着するという発想とは逆で

      前が完全に上がっちゃうほど、重い機械を付けたい、強大な負荷を掛けたい、がためにウエイトを足すのということで
      田んぼ作業の場合は前が軽く、気持ち前上がり気味のほうがよい(ハンドルが軽い?)結果が出るということなのでしょうか・・・
      グチャグチャの田んぼなど、軽い機械のほうが良いということはわかります

      ウエイトを足すっていうこと・・・ちょっとわからなくなってきました
      田んぼでは必要ないのかな、ウエイトって

  11. MBシリーズ時代から東洋社で開発に携わっていました。とても懐かしい・・・。空冷単気筒エンジンで前部が軽く水田での作業性に優れていると言う事で、他メーカーにもOEMで提供していました。MB-1100は確か当時¥398,000で発売してセンセーションを巻き起こしました。日の本の扇マークを含めロゴに関しては皆さんが仰るとおりで正解です。ただ当時は海外を意識した物ではなかったようです。私は個人的にはダサくて嫌いでしたが・・・(笑い)

    1. Taniyanさん おはようございます

      !!!!!
      作っていた方ということですよね?
      すごいです
      おもしろい話を色々ご存知なのでしょうね・・・
      一度お話をうかがってみたいです

    1. 商店さん おはようございます

      写真ありがとうございます!
      カワイイ機械です
      キャブを掃除したら動くようになるといいですね
      送っていただいた写真載っけてしまいました

  12. 片付けの際に格安で買ってきました。CB-4Sと書いてます。セルだけ動きましたwwキャブはバラせますがこれはばらすか検討してます。レストアはめんどいのでこのままでのおろうと思ってます。ユンボが欲しかったので。前タイヤはおな二人で上がるくらい軽いです。画像はどのように貼ればいいのでしょうか??

    1. 商店さん おはようございます

      画像はどのように貼ればいいのでしょうか??

      あっ!すみません メールで送っていただけますか?

      info@mito-city.com

      です
      サーバーに蹴られなければいきなりでもいくら多くても大丈夫です
      よろしくお願いします!

      やってきたんですね?「日の本コンパック」

    1. 商店さん おはようございます

      日の本コンパック見つけました今週自宅に来ます

      ええっ?エンジンかかるかどうかわからないとは趣味用かレストア用ですか?
      やってきたら写真を撮りトラとして送っていただけたら嬉しいです

      よろしくお願いします!

  13. スゲーそこまで調べられるんですね!参考になりました。
    にしても愛知機械工業のHP面白い。。いけない!レストア物語を読みふけってしまいそう。。

    正面のマークは正解!あとで写真拡大して送ります。

    1. k-workさん おはようございます

      正面のマークは正解!あとで写真拡大して送ります。

      ほんとですか?!なんだかものすごく嬉しい「やった!」って感じです

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