一反歩(300坪)に何粒の種もみが必要?

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昨日に引き続き一粒の種籾は4ヶ月後何粒になる?シリーズです。

2021年最新版はこちら→種籾(コシヒカリ乾籾)一反あたり何キロ必要か表にしてみました

Mさんは一反歩あたりこの苗箱を12箱使うという

平成24年度の茨城県常澄産コシヒカリ/飼料稲作り
一反歩=100坪≒10アールあたり12箱の苗箱を使うそうです

Mさんは一反歩(1 反歩は300坪)あたりこの苗箱を12箱使うというので、いろいろ想像というかお遊びの計算ができそうです。前回の計算では播いたものと穫れたもの、一粒あたりは同じ重さとして計算していましたが、これを見てみると、種もみは水分量が多いはずなのにできたお米より軽いです。種もみはできたお米より粒が小さいと言えそうです。

Mさんの一反歩あたりの種もみ数と重さは?

平成24年度の茨城県常澄産コシヒカリ/飼料稲作り
一粒の催芽籾の重さがわかったのでこれは計算できるかな?

7,488(苗箱一つに播いた種もみの量)×12(一反歩に使う苗箱の数)=89,856粒

重さは 89,856粒×0.016グラム(乾燥気味催芽籾一粒の重さ)=1,437.7グラム

Mさんが以前言っていた一反歩あたり2キロほど使うという種もみは、計算によれば催芽籾で1,437.7グラム=1.4キロほどということになります。調べてみるとコシヒカリの催芽籾(発芽寸前まで温度と水分を加えた種もみ)は水分量15%の通常の乾籾に対して重さで120%〜125%(各地域の県の記載や農林水産省の指針などによる)であるそうなので、乾燥気味な乾燥種もみということで、120%を採用すると、Mさんは一反歩あたり 120%(乾燥種もみ)=1,437.7グラム 1437.7グラム/120%=1198グラム

Mさんが一反歩に播く種もみは乾燥種もみに換算して1198グラムほどになります

平成24年度の茨城県常澄産コシヒカリ/飼料稲作り
一反歩あたり乾燥した種もみに換算して1198フラム・・・2キロくらい使うといっていたのだから、その数字とずいぶん離れてきてるなあ

じゃあ作った144枚のコシヒカリの苗箱全部でどれくらい種もみを使ったのかな

144苗箱×7,488(苗箱一つに播いた種もみの量)×0.016グラム(乾燥気味催芽籾一粒の重さ)=約17252グラム(小数点以下一桁四捨五入)

乾燥種もみに換算すると 17252グラム/120%=14376.7グラム(小数点以下一桁四捨五入)

ん?なんか変だ

ということは、たしか6袋24キロ乾燥種もみを注文したと言っていたはずなので、この計算からすると使った種もみ袋は3.6袋といったことになってしまい、あまりは2.4袋。しかし、どう見ても一袋とちょっと(一袋半くらい)しか余っていませんでした。

逆に1.5袋余ったとして計算すると、使った種もみは4.5袋、18キロ、苗箱一枚あたり18キロ/144箱=125グラム(乾燥種もみ)

一反歩12枚として一反歩あたり使用する種もみ1.5キログラム(乾燥種もみ)

苗箱一枚あたり125グラム×120%=150グラム(催芽籾=発芽寸前まで温度と水分を加えた種もみ)

こっちで行けば苗箱1枚あたり播かれたタネは9375粒

しかしこれは完全に見た目で根拠はなし・・・・やっぱり余った種もみ全部貰ってくるか、初めにカラ出ししてその重さと種もみの数を数えなきゃいけなかったんだ!!! ガーーーン

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