「レゼルダ」三菱2条刈りコンバインML700・ML800「1983年 昔のカタログ」

今日は伊藤産業機械さんに提供いただいた、1983年の「レゼルダ」三菱2条刈りコンバインML700・ML800「昔のカタログ」です。

1983年、もう34年前ですか? このころは鼻の下のノビたおじさんと、ついでにその奥さん向けにもアピールしようと、機械がドーンと全面にあるというよりはモデル(有名無名を問わず)が大きく取り上げられるパターンが多かったんですね。
1983年、もう34年前ですか? このころは鼻の下のノビたおじさんと、ついでにその奥さん向けにもアピールしようと、機械がドーンと全面にあるというよりはモデル(有名無名を問わず)が大きく取り上げられるパターンが多かったんですね。

レゼルダ・・・というのがコンバインの愛称のようですが、そのマスコットが鳥。(白鷺かなあ)コンバインはカクカクして結構カッコいいです。

らくらくオートで奥さまもベテラン! と売り込んでいます。やはりターゲットは奥さまのよう。レゼルダマチック、無段変速のことらしいです。今のコンバインも同じように無段変速になっているのだと思いますけど(違ってたらゴメンなさい)、今のコンバインは農家の奥さまが作り上げたものかもしれないですね!
らくらくオートで奥さまもベテラン! と売り込んでいます。やはりターゲットは奥さまのよう。レゼルダマチック、無段変速のことらしいです。今のコンバインも同じように無段変速になっているのだと思いますけど(違ってたらゴメンなさい)、今のコンバインは農家の奥さまが作り上げたものかもしれないですね!
この頃のコンバインは袋に取るタイプもまだまだ現役だったんだ! チアーなおねえさんが微妙に男前なのがおもしろい。ねじり鉢巻でどちらかといえば和風。
この頃のコンバインは袋に取るタイプもまだまだ現役だったんだ! チアーなおねえさんが微妙に男前なのがおもしろい。ねじり鉢巻でどちらかといえば和風。
奥さま向け、らくらくカンタンオートと言いながら、運転する姿はガチガチに緊張しているように見えます。
奥さま向け、らくらくカンタンオートと言いながら、運転する姿はガチガチに緊張しているように見えます。
6.5馬力の汎用エンジンみたいなもので動いていたんですね・・・ これでヒトを乗せて稲を刈って脱穀して・・・ある意味すごいエンジンです。
6.5馬力の汎用エンジンみたいなもので動いていたんですね・・・ これでヒトを乗せて稲を刈って脱穀して・・・ある意味すごいエンジンです。
おサイフは昔も今も奥さまが握っているのでしょうが、「ともだち感覚♡」「奥さまの出番です!」この全力で奥さまにアピールする感じ、効果があったのかどうかがすごく気になります。
おサイフは昔も今も奥さまが握っているのでしょうが、「ともだち感覚♡」「奥さまの出番です!」この全力で奥さまにアピールする感じ、効果があったのかどうかがすごく気になります。
ML700のほうが 267cc 空冷単気筒ガソリンエンジン 6.5馬力 1800rpm。ML800のほうが 水冷4サイクル横型ディーゼル 451cc 8.5馬力/2500rpm。どちらも今からすると非常に小さいエンジンです。このころカらすると100馬力を越えるような今のコンバインはモンスターですねえ・・・
ML700のほうが 267cc 空冷単気筒ガソリンエンジン 6.5馬力 1800rpm。ML800のほうが 水冷4サイクル横型ディーゼル 451cc 8.5馬力/2500rpm。どちらも今からすると非常に小さいエンジンです。このころカらすると100馬力を越えるような今のコンバインはモンスターですねえ・・・

『カタログ考古学?妄想学? ブルエースXB1「昔のカタログ」その2』でも女性モデルが登場していました。でも、XB1は1980年代後半の頃だったと思います。

そういった意味ではそれまで「機械は数字で選びましょう」と言っていた三菱が「将を射んと欲すれば先ず馬を射よ」と奥さま路線に舵を切ったのはわりと早かったのではないでしょうか?

こちらも同じく雑誌の切リ抜きです。なんだか広告を出すたびにメインのコピーを変えていたんですね。青空の下の青いトラクター。「青」という文字を必ず入れる縛りで文句を考えていたということがわかります。よっぽど「青」を売りたかったのでしょう。他の数字で選ぶというコンセプトは共通です。
正確には「トラクターは機械です。数字がその実力を正直に語ります。トラクターは数字で選びましょう」ですけどね。
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