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トラクターのシートに注目!戦車の血を引くナフィールド・ユニバーサル3「撮り虎@土の館」

今日は北海道上富良野町にあるスガノ農機の『「土の館」 土と犂の博物館』でando、hokkaidoujinさんと見た、ナフィールド・ユニバーサル3「撮りトラ」。その中でもトラクターのシートに注目です。

ナフィールド・ユニバーサル3 DLというのだそうです。イギリスのトラクタはどこからそれが漂ってくるのかわかりませんが、繊細な感じがします。

ナフィールド・ユニバーサル3。キャプションによれば、機種名:ナフィールドトラクタ 形式・仕様:3-DL 37馬力 製造社・国:ナフィールド社 イギリス 導入年度:1962(昭和37)年 使用経過:東藻琴村、高木が購入。車体重量があって重作業に適したトラクタだったという。日立建機㈱が販売していた。当時価格は104万円。

当時の感覚では1200万円!

日立建機もトラクタを輸入していたんですね! 小松ノルマーグNG22が94万円でしたから、10万円ほど高い・・・日本の各社、自分の気に入ったトラクタを輸入してそれぞれ売っていたんだなあ・・・

公務員の初任給が昭和37年当時¥15700。平成26年が¥181200だそうですから、単純に約11.5倍。
これを元に計算すると104万円×11.5=1196万円 1200万円近くです!

で、その後、1957-61までナフィールド3は作られて、3DLは1961年製なのだけれど、BMC3気筒ディーゼルは2.55リッター28馬力と言うんだよなあ・・・

ナフィールド・ユニバーサル3は16歳で始めた自転車修理業から叩き上げて、後にモータリゼーションの発達と合わせて自動車関係の仕事に手を広げ、財を成したナフィールド卿として知られるウィリアム・モリスによって設立されたブリティッシュ・モーター社で作られました。

そして、ナフィールド・ユニバーサルの最初のトラクター、Nuffield Universal M3は、かつてデビッドブラウントラクターを作り出していた、H・E・メリット博士によってデザインされました。このメリット博士、第二次大戦中は戦車のデザインをしていたそうです。

巡航戦車 Mk.VI クルセーダー

ナフィールド卿の会社には、Nuffield Mechanizations and Aero という会社もあって、ここでは戦闘車両を作っていて、巡航戦車 Mk.VI クルセーダーや巡航戦車 Mk.VII キャバリエを作っていました。この巡航戦車 Mk.VI クルセーダー、そのH・E・メリット博士がデザインしたのかもしれませんね。

トラクターのシートに注目!

ねじを緩めれば、2〜3センチはスライドしそうです。シート前方に軸があり、大きなゴムのショックアブソーバーで振動を吸収する方式。

ねじを緩めれば、2〜3センチはスライドしそうです。シート前方に軸があり、大きなゴムのショックアブソーバーで振動を吸収する方式。

ちょっと見にくいですが、大きなゴムのショックがわかるでしょうか? 全部ゴムが詰まっていれば硬めのシートでしょうし、空気が入った風船のようなものであれば柔らかめですよね・・・きっと。そんなに快適なものではないかもしれません。

ちょっと見にくいですが、大きなゴムのショックがわかるでしょうか? 全部ゴムが詰まっていれば硬めのシートでしょうし、空気が入った風船のようなものであれば柔らかめですよね・・・きっと。そんなに快適なものではないかもしれません。

シート形状はオシリの形とは全く違う思想から設計された四角いもの。

シート形状はオシリの形とは全く違う思想から設計された四角いもの。

そのシートの形状とは全く別で、美しいトラクター本体。作業機で巻き上げるホコリよけのカバーでも付けたのか、ホックが点々と付いています。

そのシートの形状とは全く別で、美しいトラクター本体。作業機で巻き上げるホコリよけのカバーでも付けたのか、ホックが点々と付いています。

そのホック、フェンダーの上にもあります。どんな形状だったのでしょう。

そのホック、フェンダーの上にもあります。どんな形状だったのでしょう。

駆け足になっちゃいました。今日はこれでおしまいです。また明日!

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