昨日はデビットブラウンの2Dツールキャリアという、変わった形のトラクターでした。
その流れで今日は、北海道上富良野町にあるスガノ農機の『「土の館」 土と犂の博物館』で見た、やはり同じく変わった形のランツオールドックA1806「撮りトラ」です。
「前が後ろで前向き」と、タイトルしましたが、それに比べると昨日のデビットブラウンの2Dツールキャリアは、「前が後ろで後ろ向き」とも言えます。
言い換えると、この場合それを「顔」といえるのかどうかわかりませんが、通常のトラクターの「顔」が、オールドックの場合進行方向前向き、デビットブラウンの2Dツールキャリアの場合、進行方向後ろ向きだと気がついたんです。
機種名:ランツオールドックトラクタ
形式・仕様:A1806型 18馬力
製造国・国:ランツ社 ドイツ
導入年度:1959年(昭和34)年
使用経過:最初の購入者は、当時の名簿と機体NOで真狩村の藤塚重一と判明した。昭和63年伊藤入手、喜茂別町の三野農機で整備している。
当時は万能トラクタとしていろいろな作業に使われていた。
前方に箱形ダンプ式の荷台があった。作業機も前方のフレームに取りつく方式。
う〜ん・・・2つ気になるところがあります。
ひとつは、作業機が前方のフレームに取りつくということ。
デビットブラウンの2Dツールキャリアは作業機を昇降させることができましたが、ランツオールドックA1806はただのパイプが2本流してあるだけで、作業機を昇降させるような複雑な感じがしません。
かろうじてハンドルの下あたりに、何かリンクのようなものがあるだけです。ああ!でも、車両先端運転席から見て右側に鋤が付いていますね!
これ、どうやって上下させるのでしょう・・・
そんなギモンは置いておいて、写真を続けます。