訪問者の少ない土日はもうカートの話。レッドブルボックスカートレース、「お米たべてーTEAM」のカート製作記とか覚え書きみたいなものです。
3年前にトラクターを見ていて初めて気がついた事実。
「ハンドルを切ったとき、左右のタイヤの切れ角が違う」
NISSANエンジンのコマツインター484を見た時でした。(正確にいうと切れ角だけでなく、傾きまで違うものもありますけど)

調べてみると、クルマが回る際内側のタイヤは角度がきつく、外側のタイヤはそれに対して角度が緩くしないとスムーズに旋回しないのでした。
それがこれ、アッカーマン機構
クルマに乗ってはいましたが、やはり運転する感覚は単車感覚なのでそもそも「車幅」ということはあまり考えていませんでした。
ちゃんとクルマ感覚で運転している人は、右のタイヤと左のタイヤ、さらには後ろの右のタイヤ、後ろの左タイヤがどこを通っているか考えながら運転しているそうです。
それに比べ単車感覚のヒトは「肘が通り抜けたらあとは知らない」ってなことになりがちで、こういうことに気がつかなかったのでした。

こうやって4輪全部を上から見るように考えれば確かに・・・回転の内側と外側では回転半径が違います。当然内側のほうが回転半径が小さいので、切れ角もキツくなりますよね?
前置きが長くなっちゃいました

前回までの姿ではそのアッカーマンもなにもない状態でした。これにステアリング機構を加えなくてはなりません。

ただの「コの字」状態のこの金具に、転回の際内側のタイヤにより切れ角が付くよう、金具を作ってつけなくては。

平鉄を切って・・・

穴開けてケガいて・・・

重ねてヤスリをかけて同じカタチにして・・・

できた!

できた金具をコの字に溶接して・・・とにかくハンドル切ってみたい、みたい、みたい・・・と、もうやっつけ仕事で・・・
各部、穴開けて突っ込んでいるだけ。これにハンドルをつければ一応操舵できるはずなんだけど・・・

なんとか(仮)満載でここまで・・・ハンドルは一応切れるし、ブレーキも手でかければ効く。
嬉しくて押して歩いたり、押してそのまま飛び乗ったり・・・(まわりは平らなところばっかり)
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あと40日とちょっとしかないや・・・だんだんケツに火が付いてきた感じです。それではまた明日!
上の記事とゆるく関連しているほかの記事:
2017年9月9日 9:05 AM |
カテゴリー:レッドブルボックスカートレース |
コメント(1)
公園にあるシーソーと平行ブランコを合体した仕組みがアッカーマン機構なんですよね。
トーイン、キャスターアングル、スクラブ角とか、操舵輪は複雑ですが
フルトレーラーの操舵輪はけっこういいかげんだったりします。フルトレーラーの
リバースって難しいんですよ。蒸気エンジンや初期の灯油エンジンのトラクターは
フルトレーラーのステアリング機構みたいですね。ニューホランドのスーパーステアの
ご先祖様でしょうか?
脱線します。
最近、発動機で飼料粉砕機を動かして作業してみました。電線を準備する手間が
掛からないので快適に作業できました。まさにスタンドアローンです。
電源を気にせず好きな場所で店開きが出来るってやっぱりステキ。
この調子で敷地の倒木を円盤鋸で薪にして銭湯さんに引き取ってもらったり、
井戸ウインチを自作して打ち抜きボーリングに挑戦して地下水をゲット
したりと夢が膨らんできました!
趣味の発動機も仕事をさせてあげれば頼りになる相棒です。
2017年9月10日 6:52 AM |
山葵
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