
パノラマルーフ付きもあるみたいです。こっちはハンチングをかぶった犬みたい。デカイでかいロゴマークのフロントグリルも印象的です。
追加で色々と情報を仕入れて、なんだか本題から外れそうです。この車両、magirus deutz (マグリアス ドイツって読むのかなあ)で作ったバスで、ファイルの名前からすれば1951年製?!(ホントかよ)三面図まで見つけてしまいました。

35人乗りのようです。エアストリームを思わせる航空機っぽいデザイン。運転手さんの隣の席を、みんなで取り合いしたのではないでしょうか?前、横、上と眺めが良さそうです。しかし、ものすごいリヤのオーバーハングです。
こちらも早速教えてもらいました

後ろはこうです。タイヤのパターンが変わってますね。
このパターンについて、OPさんに教えてもらいました。
写真のタイヤパターンは、アメリカの画像かと思います。
アメリカは地盤が固い畑が一般的なのか、比較的固めのバイアスタイヤが多く使われています。
何故あのパターンなのかはわかりませんが、アメリカのトラクタの画像は、ほとんどがそのタイヤをはいています。
なるほど!バイアスタイヤなんですね。一方、OPさんのところでは、雨も多く表面柔らかで、下はやや締まった畑が多いのでヨーロッパ製ラジアルが流行っているそうです。
ラグ面が固く、サイドウォールが柔らかなラジアルタイヤは、畑では高いグリップ力、舗装道路では片減りを押さえる働きをしてくれます。画像のうちのトラクタも後ろだけ履いてます。
と、おっしゃっています。クルマに履くバイアスとラジアルの違いと全く同じなんですね。
魅力的な形の数々

1954年の頃の写真だそうです。当時はこういったキカイは高価でしょうから、乗ってるオヤジも得意そうです。

1949年製のドイツトラクターだそうです。小さくてかわいいです。11馬力。

1960年代に入るとぐっと美しくなってこんな感じです。文句のつけようがないです。

フレームってあるんでしょうか?エンジンやミッションがフレームになっているような気がします。リヤのホィールが・・・キャスト&チューブレスなんですかね?
そして今

視界のためでしょうか?ノーズがちょっとスラントした形。135馬力の現在の力強いデザインです。これはこれでカッコいい。いかにも「135馬力(どうだ!)」って感じです。
トラックに戻ってきてしまった

このカラーリングのセンス!なかなか思いつきません。車幅表示の丸い玉も似合ってます。

Wキャブのキャンパーでしょうか?使い勝手が良さそうです。これはいいなあ。
ホント、形がすばらしいです。昔、整備士をやったことのあるという、おじさんの話ですが、日本のいすゞが作っていた117クーペ、初期型は曲線のデザインで、ほぼ手作りだったそうです。ですから、きれいでカッコいいのですが、リフトで持ち上げると、こんにゃくみたいに前後が垂れ下がってきちゃうって言っていました。
そんな117クーペも後のほうになって、たくさん作るようになると、プレスラインが入ってしまってカッコが悪くなってしまったそうです。丈夫にはなったのでしょうが・・・・
似たような曲線を多用したデザインでありながら、このドイツトラックは丈夫そうに見えますね!

トラクターの記事
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2011年6月29日 8:03 AM |
カテゴリー:農業機械 |
コメント(2)
あ”~~っ!!新型のドイツアグロトロン欲しいです!!
補器類や制御関係は電子化されましたが、今でもほとんどのトラクタはエンジンブロックとミッションケースがフレームの役割を果たしてます。
ジョンディア等一部のメーカーはフレームにエンジンとミッションを搭載する格好になってます。コストはかかりますが、アタッチを装着する際にあらかじめ強度があるので簡単になるなどの利点があります。
2011年6月29日 8:41 PM |
OP
OPさん
おはようございます
確かにエンジンブロックとミッションケースが
フレームの役割を果たしていれば
部品点数が少なく抑えられそう
でもエンジンにバケットのマウントをつけたり
するのはエンジンに無理がかかるかも
どんなものにも良い部分と、少し困った部分
両方併せ持っているということですね
2011年6月30日 7:54 AM |
nora
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