1000cc16馬力。でもE15。1977(昭和52)年生まれ(多分)日の本E15「撮りトラ」

日の本E15です。狭いところにあり、正面から顔をとれなかったのが残念です。

台風のように雨が降っています。水がひどかったところは休みでも片付けができないし、それこそまた水が溢れないか心配です。今日はNさんと中古車屋さんで見た、日の本トラクターE15「撮りトラ」です。

 

日の本E15です。狭いところにあり、正面から顔をとれなかったのが残念です。
日の本E15です。狭いところにあり、正面から顔をとれなかったのが残念です。

 

上の写真の中ではウエイト部分が注目です。こういうさりげない増量っぷり、結構好きです。ワイヤーで縛ったり、番線で縛ったり、マイカ線で縛ったり・・・ それと、もうひとつ。オリジナルのおもりにはちゃんと「E15」と、機種名まで入っているんですね。
上の写真の中ではウエイト部分が注目です。こういうさりげない増量っぷり、結構好きです。ワイヤーで縛ったり、番線で縛ったり、マイカ線で縛ったり・・・
それと、もうひとつ。オリジナルのおもりにはちゃんと「E15」と、機種名まで入っているんですね。

 

リヤタイヤが扁平でカッコイイ!HOKKAIFORD 180と書いてはありますが、どう見てもFORDっぽくないです。色は青ですけど・・・
以前見たHOKKAIFORD 180には・・・。

 

どうせならFORDに似せて、細かいメッシュのグリルをもっと目の粗いものにしたらよかったのに・・・ あ!おもりの部分にモロHINOMOTO E18って書いてありますね。
HOKKAI FORD 180です。おもりにHINOMOTO E18って書いてありますね。日の本は全部のおもりに機種名が入っていたのかもしれません。

 

日の本E15に戻ります。同じくグリル部分。HOKKAI FORD180がグリルのメッシュ部分が部っ対だったのに対し、日の本E15は一体型なところ。また、E15は機種名より大きく1000ccと、排気量が記されていますね。
日の本E15に戻ります。同じくグリル部分。HOKKAI FORD180がグリルのメッシュ部分が部っ対だったのに対し、日の本E15は一体型なところ。また、E15は馬力より大きく1000ccと、排気量が記されていますね。その馬力、16PSです。なぜE16じゃないのか?と思ったら、これより少し大きな1103ccのエンジンを積んだE16というのもあったんです。

 

右側、露出オーバーの写真しかありません。手元の飼料運輸省型式認定番号の表によれば、日の本E15は農1100号で、エンジンは日の本S100。1977年登録となっています。また、安全鑑定は1977年、201122で同じく1977年でした。
右側、露出オーバーの写真しかありません。手元の飼料運輸省型式認定番号の表によれば、日の本E15は農1100号で、エンジンは日の本S100。1977年登録となっています。また、安全鑑定は1977年、201122で同じく1977年でした。

 

日の本トラクターE25表紙です。タイトル、ベストE25ディーゼルとあるんですが、よく見たら機体のステッカーにもベストE25と書いてあります。スーパーとかハイパーとかはよく見るけれど、「ベスト」というのは珍しいです。「ベスト」ですからこのあとが難しいですからね。
同じ顔の日の本、以前カタログを紹介しました。日の本トラクターE25、カタログ表紙です。タイトル、ベストE25ディーゼルとあるんですが、よく見たら機体のステッカーにもベストE25と書いてあります。ただ、僕の見たE15にはカタカナでなく英語表記でBEST E15とありますね。ベストの大安売りです。カタログを見たい方はこちらのリンクでどうぞ。→『世界を目指してどうなったか・・・昔のトラクターカタログ、日の本トラクター「ベストE25」』

 

なんだか現存のメーカーでないせいか、日の本というとすごく古く感じてしまうのですが、実際は思ったより新しく、そのギャップに驚きます。
なんだか現存のメーカーでないせいか、日の本というとすごく古く感じてしまうのですが、実際は思ったより新しく、そのギャップに驚きます。

 

MB(そういえばこのMBもミニチュア ベストの略だったような気がします)シリーズに比べ、Eシリーズはよりトラクターらしくなりましたが、インパネ回りはあまりMBと変わっていないように感じます。
MB(そういえばこのMBもミニチュア ベストの略だったような気がします)シリーズに比べ、Eシリーズはよりトラクターらしくなりましたが、インパネ回りはあまりMBと変わっていないように感じます。

 

お!鉄カブトシートにはスプリングのサスペンションがついています!
お!鉄カブトシートにはスプリングのサスペンションがついています!

 

今日もたいした発見もなく終わります。それではまた明日!