今日はNさんに連れて行ってもらった(Nさんありがとうございます!)、茨城県稲敷郡美浦村にあるスガノ農機の本社工場で見た、ニューホランドトラクターTM190「撮り虎」です。このTM190には車軸ごとステアするSuperSteer™という機構が付いていて、それといつも注目していたピボットフェンダーの連携が興味深いのでした。
ここには北海道上富良野町にあるスガノ農機の『「土の館」 土と犂の博物館』の分館?があります。このブログでもおなじみですよね!
中には古いトラクターや、プラウが展示されています。これについては後々(いつになるかわかりませんが)紹介します。
本題に戻ります。New Holland TM190のステア動画!
↑初めてこの車軸ごと動くステアリングを見たのですが、見慣れないと違和感があります。
しかも良く見るとこのおもりごとブンブン動くのです。フロントリンケージはZuidbergでした。
Zuidberg・・・フロントリンケージの専門メーカーで、オランダ生まれの会社なのかなあ・・・
1枚45kgのおもりが14枚・・・630キロがここに載っています。プラス、車軸やタイヤと一緒に動かすわけですからものすごいパワーですよね!パワステ壊れた時に、人間の力ではとてもハンドルを回せそうもありません。
ついでに・・・おしゃぶりをくわえているみたいで、おもしろいと思って撮った写真。こんなので持つのか?と思いましたけど、裏がTの字になっていて抜けないのでしょうね。きっと横からスライドさせて入れるんです。ついでに・・・クボタM7001シリーズ。車高調整が動くようすとフロントフェンダーが動くようす
↑こちらは車軸は動きませんが、フェンダーは動いています。(今度見るときはハンドルの据え切りしてもらおう!)
このユニークなフェンダー、LODIって言うんでしたよね!
ロディは、1958年創業のイタリアはファッブリコというところにある、mechanical carpentryの会社でした。このmechanical carpentryを翻訳サイトで翻訳すると、「機械的な木工」と出てきちゃいます。想像するに形になった製品ではなく、機械の骨格的なものを作るというイメージなんじゃないかな(もちろん木工などではなく)・・・と思います。
フェンダーの動き動画
↑動きがもっさりしているので、時間のあるとき、おおらかな気分で見てください。フェンダーがボディにぶつかりそうになる直前の位置で止まるんです。もちろんそれよりハンドルを切ると、泥よけの役目を果たさなくなってしまいますけど・・・
このフェンダー、常総市の展示会で見たメタリックブルーのニューホランドT6.160・オートコマンドにも付いていました。
↑40秒ほど
ニューホーランドTM190です。大きなトラクターですが、190馬力もあるとは思いませんでした。
tractordata.comによれば、TM190は2002年〜2007年、なんと7.5Lの排気量!6気筒ターボディーゼルで190馬力を叩き出し、車重も8トン近くもあるそうです。
時間がなくなっちゃいました。TM190、続きます。
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プラウで越した田んぼが乾いたのでバーチカルハローを掛ける