今日はhokkaidoujinさんにお招きいただき行ってきた、第34回国際農業機械展in帯広で見た、クラース・トラクター ARION 650「撮りトラ」です。
CLAAS ARION 650はデータシートによると、DPS 6気筒 ターボ・インタークーラー・ディーゼル6788cc 定格175馬力 最大184馬力とあります。このDPS、以前Arion 540/620/640を見た時に、DEUTZ Power Systemsの略なのか、John Deere Power Systems’ (JDPS)なのか、わからなくて、一旦DEUTZエンジンなのではないか・・・という結論になったのです。ただ、今日調べてみたらDEUTZのエンジンには6気筒6.8Lのラインナップはなく、6気筒6.1Lになってしまうのです。エンジンを見れば一目瞭然なのでしょうが、今日のところは一番スペックに近いJDPSの PowerTech PVX ということにしておきましょう。取付けられている作業機は、McHale pro GLIDE ディスクモアコンディショナー F3100フロントモア、R3100リアモアだそうです。
これがそのジョンディア6.8L PowerTech™ PVX
185馬力から250馬力までをカバー
以前見たClaas Arion 640です。尿素タンクが見当たらないので、最新のエミッションに対応するのにきっと650が作られたのだと思います。
Claas Arion 640のエミッションはTier3で650のそれはTier4でした。
ユニークな顔。ヘッドランプはHELLAです。
フロントリンケージはCLAASの銘があるので、CLAAS製なのでしょう。隅々まで滑らかなRで繋がれていて、この機体にピッタリのデザインです。
ピボットフェンダーはJDやNH、クボタM7シリーズ・・・etcに採用されているLODIちゃん!寡占状態じゃないですか!!
LODIと書いてあるのが見えますか?LODIフェンダーの動き動画
ついでに・・・クボタM7001シリーズ。車高調整が動くようすとフロントフェンダーが動くようす
LODIフェンダー、本当に色々なところで見かけます。他のメーカーのものを見たことは数例(当社比)しかありません。
そうそう、モアに付いていた説明書です。中に説明書が入っていることがイラストだけで示されていてすごく好きです。中から取り出して・・・→フムフムと読んで・・・→またしまっておく・・・そんな流れでしょうか。今気がついたのですが、「フムフム」という文字、これで「一々理解して読んでいる」という絵が大体の日本人に浮かぶ・・・というの、面白いですよねぇ・・・外国人には全く理解できないのではないでしょうか?
キャップにも絵が書いてあります。指でなぞって「フムフム」してますね!
タイヤはミシュラン。以前見たときはコンチネンタルがほとんどでした。
今日はこんなところです。また明日!