
もう実機は見られないであろう運輸省型式の若い番号の古い農機を本や雑誌から探している「朝1分の農機考古学」。今朝はオリジナル34捜索の過程で見つけた、X情報ですでに存在していないと思われる会社(きっとどこかにそのDNAが残っているはずです。)、長野県金井製作所の1960年型式認定されている金井式KG-250/KC-220型です。

【金井式KC-220】

農耕作業用軽自動車
運輸省型式認定番号 農231号
金井式 KC-220型
溶接面のような無骨なエンジンカバーがついて(しかしライトは少し凝った角形ライト)ちょっと進化しています。ただ、もう少しフィットさせたかったですね!
【金井式KG-250】

農耕作業用軽自動車
運輸省型式認定番号 農232号
金井式 KG-250型
となっています。これを見ると両者はロータリー型かティラー型かの違いのようにも見えます。しかし、一方が220、もう一方が250と後につく数字が気になります。両者のエンジンはどちらもシバウラGE-22SKで同じ。GKの方はそれならGK-220で良いと思うのですけど・・・何か他に違いがあるのかもしれません。

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました
『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。
(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.
追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!
明日は雨みたいなんで、それに備えて今日はできることをします。それですればまた明日!


