
もう実機は見られないであろう運輸省型式の若い番号の古い農機を本や雑誌から探している「朝1分の農機考古学」。今朝は1958年の機械化して行く農作業-第2集の広告からもう一台確認したのが1959年型式認定大島式ハントラKA3型です。先日紹介したKT-2型は1958年型式認定でしたがKA3型は1959年型式認定です。

調べてみたら昔は「エンヂン」「ヂーゼル」など、外国語中の /dʒ/ 音(ジ音)を「ヂ」で表す慣習があったのだけど、戦後、国語改革の一環として「現代仮名遣い」が定められ、このとき「エンヂン」「ヂーゼル」「ヂャズ」などもすべて→ 「エンジン」「デーゼル」「ジャズ」と書くように改められたのだそうです。


農耕作業用軽自動車
運輸省型式認定番号 農149号
大島式 KA3型
とわかります。1959年型式認定でした。もう60年以上も前のものなのに、今あるメーカーもしくは最近まであったメーカーのものは実機がまだ残っているというのが興味深いです。
『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました
『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。
(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.
追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!
今朝はこんなところです。それではまた明日!