1974年認定シバウラ14(T201/T209)「朝1分の農機考古学」

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毎日ネットオークションの写真でサクッと「朝1分の農機考古学」『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝は1974年型式認定のシバウラ14です。 この機種は詳細はわからないものの翌年1975年にSD1400A、SD1400B、SD1400-Oとなっていて、T201/T209は非常に数、情報共に少ないものと思われます。

ME TRADINGという鳥取の中古農機輸出会社のWEBページで見つけたT201と称しているものです。T201という根拠を示す写真はありませんでしたが、当人がそういうのですからそうなのでしょう。このT201の登録が1974年4月。これの後継であるSD1400AもしくはSD1400Bの登録が1975年3月。わずか1年で更新されてしまったので数は非常に少ないものと思われます。
ME TRADINGという鳥取の中古農機輸出会社のWEBページで見つけたT201と称しているものです。T201という根拠を示す写真はありませんでしたが、当人がそういうのですからそうなのでしょう。

資料によればこのT201の登録が1974年4月。これの後継であるSD1400AもしくはSD1400Bの登録が1975年3月。わずか1年で更新されてしまったので数は非常に少ないものと思われます。ME TRADINGという会社はめちゃくちゃ大きいです。一回見に行ってみたいものです。
T201がおそらくシバウラ14だということがわかると、資料を見るところ同時に認定されているT209が気になります。
T201がおそらくシバウラ14だということがわかると、資料を見るところ同時に認定されているT209が気になります。大抵同時登録は二駆四駆の違いですから概ねの見当はつきます。

見つかったのはペルーで使われていたというT209。しかもT209だと主張しているだけで根拠は写っていない上に四駆であるというのがかろうじてあわかる程度の動画です。それでもないよりはマシです。
シートに記入します。まずT201が小型特殊自動車運輸省型式認定番号農864号シバウラT201型そしてT209の方が小型特殊自動車運輸省型式認定番号農865号シバウラT209型となっています。
シートに記入します。まずT201が

小型特殊自動車
運輸省型式認定番号 農864号
シバウラ T201型

そしてT209の方が

小型特殊自動車
運輸省型式認定番号 農865号
シバウラ T209型

となっています。このラインまでのシバウラはSシリーズです。翌年からSDシリーズになるので、もしかしたらなんとなく作ってしまったシバウラ14をSDシリーズに組み込むために型式を変えたのかもしれません。

SD1400A、SD1400B、SD1400-Oの方のシバウラ!4はスペックが大体わかっているのに対してT201/T209のスペックは全くわかっていません。エンジンが同じなのか違うのか馬力はどうなのかなど全て不明です。

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。

(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.

追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!

今日は不明点が多く消化不良ですが、ないよりマシ。それではまた明日!

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