1958年型式認定スズエ耕耘機CK型「朝1分の農機考古学」

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毎日ネットオークションの写真でサクッと「朝1分の農機考古学」『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝は1958年型式認定スズエ耕耘機CK型です。初期の軽自動車認定でカタログ写真と手持ちの資料からの収録です。1950年代は機械を扱う人は技術者と捉えられていたと思われ、カタログもいきなりキャプスタンギアとクラッチの説明から入っているのが興味深いです。

ネットオークションで見つけてきた、鈴枝耕耘機総合カタログです。キャプスタンギアとキャプスタンクラッチは、車軸に繋がっているみたいですね。中央の大きなギアは駆動ギアに繋がっているのでしょうか・・・それにしても唐突です。しかし、この頃のカタログは「とにかく難しいことを書いておけ」といった感じで、相手にわかりやすくとか、優しくなんかちっともないのでした。
ネットオークションで見つけてきた、鈴枝耕耘機総合カタログです。キャプスタンギアとキャプスタンクラッチは、車軸に繋がっているみたいですね。中央の大きなギアは駆動ギアに繋がっているのでしょうか・・・それにしても唐突です。しかし、この頃のカタログは「とにかく難しいことを書いておけ」といった感じで、相手にわかりやすくとか、優しくなんてことはちっともないのでした。

当時はディーラー任せなんてことはなく、機械のことを自分でやるのは当たり前なので、技術者相手のカタログで良かったのだと思うのですが、いきなりすぎてスペースが空いちゃったから適当に何か突っ込んだ感を感じてしまいます。

あれ?それと特許乗用型って書いてあります?それにしてはどこを見ても乗用型の写真はないなぁ・・・

乗用型・・・ないですねぇ・・・この中の左下が今回の主役です。
乗用型・・・ないですねぇ・・・この中の左下が今回の主役です。
スズエCK型です。営業用・大農家用と書いてありますね!耕運幅が54.6cmから66.6cmと大きいのでそういうことになっているのでしょう。最小のH型は耕運幅18cm!です。
スズエCK型です。営業用・大農家用と書いてありますね!耕運幅が54.6cmから66.6cmと大きいのでそういうことになっているのでしょう。最小のH型は耕運幅18cm!です。
シートに記入します。軽自動車運輸省型式認定番号農112号スズエCK型です。この時代は資料由来ばかりで実車の写真がなく寂しいです。
シートに記入します。

軽自動車
運輸省型式認定番号 農112号
スズエ CK型

です。この時代は資料由来ばかりで実車の写真がなく寂しいです。

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。

(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.

追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!

外は暗くどんより・・・でももうこんな時間!今日はここまでです。それではまた明日!

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