1968型式認定R2400,「S」のついてるのはサトーじゃないかな?「朝1分の農機考古学」

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毎日ネットオークションの写真でサクッと「朝1分の農機考古学」『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝は1968年型式認定の三菱R2400です。型式はR240型とR240F型の2つ。R240の方が番号は若い。そして同スペックのR240Fには「S」のエンブレム。これってサトーで売っていたのではないでしょうか?

【三菱R2400】

ネットオークションで見つけてきた、三菱R2400です。不思議なことに今まで型式や車体番号はM〇〇であったのに、R240です。
ネットオークションで見つけてきた、三菱R2400です。不思議なことに今まで型式や車体番号はM〇〇であったのに、R240です。
そしてエンジンフードにはR2400とゼロが1つ多いです。
そしてエンジンフードにはR2400とゼロが1つ多いです。販売サイトには車体番号がR240-10006とありました。三菱は伝統的にハイフンの前の文字列が運輸省型式に当たります。

残念ながら運輸省型式認定番号銘板は見つからず・・・資料によれば

小型特殊自動車
運輸省型式認定番号 農625号
三菱 R240型

となっています

【三菱R2400SもしくはR240F】

一方、こちらもネットオークションで見つけてきたR2400のSです。なぜSなのかというと・・・
一方、こちらもネットオークションで見つけてきたR2400のSです。なぜSなのかというと・・・
反対側に大きな「S」のエンブレムがついているから。
反対側に大きな「S」のエンブレムがついているから。
そしてエンジンフードにはR2400とゼロが1つ多いです。反対側に大きな「S」のエンブレムがついているから。
ほぼ同じ車両のエンブレム違い・・・といった感じです。
ネットオークションで見つけてきた、三菱R2400です。不思議なことに今まで型式や車体番号はM〇〇であったのに、R240です。一方、こちらもネットオークションで見つけてきたR2400のSです。なぜSなのかというと・・・
左がR2400、右がR2400Sです。
そのR2400Sの車体番号はR240Fで始まります。つまり、運輸省型式はR240Fということです。
そのR2400Sの車体番号はR240Fで始まります。つまり、運輸省型式はR240Fということです。
一所懸命探していても見つからない時があります。でも、あんなに見つからなかったはずなのに、ポロっと600番台が見つかることもある・・・なかなかやめられません。小型特殊自動車運輸省型式認定番号農626号三菱R220F型とあります。
以前、こちらの運輸省型式認定番号銘板は発見しています。

小型特殊自動車
運輸省型式認定番号 農626号
三菱 R240F型

とあります。
以前の記事です。三菱R2400R240F型について紹介。R1500、R2000、R2500Gに次ぐ三菱OEMモデルで、農機具の型式や販売元との関係など多くの謎が残されています。
シートに記入しておきます。全く同じスペックと思われるR240とR240F。R240Fの方が後の番号、そしてR240Fには大きな「S」のエンブレムがついていることから、僕は佐藤造機で販売していたのではないかと想像します。他のR4桁シリーズでも確か「S」のエンブレムは見受けられたはずです。
シートに記入しておきます。全く同じスペックと思われるR240とR240F。R240Fの方が後の番号、そしてR240Fには大きな「S」のエンブレムがついていることから、僕は佐藤造機で販売していたのではないかと想像します。他のR4桁シリーズでも確か「S」のエンブレムは見受けられたはずです。

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。

(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.

追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!

今日はこれでおしまい。毎日暑くてぐったりですが、なんとか耐えてます。それではまた明日!

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