多面的機能支払交付金『共同活動安全のしおり』

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毎日農業機械ばかりでも面白くないですし、そもそもこの場所は多面的機能支払交付金活動の広報としてやっているので、今朝は送られてきた多面的機能支払交付金『共同活動安全のしおり』の内容(これが少し刺激的だったこともあり)を少し・・・

何かトピックがあった時しか動きがないという広報では誰も見てくれないであろう・・・という考えで、少しでも農業や地域の自然や共同活動に関係あることで動かそうと、毎日何か書いているわけですが(かなりの確率で全く関係のない個人的な興味関係のことも書いています)それに釣られて、毎日見てくれる人がたまに混ぜる活動報告のような本来の広報を間違って読んでくれることを狙っているわけです。決して遊んでいるわけではありません。
何かトピックがあった時しか動きがないという広報では誰も見てくれないであろう・・・という考えで、少しでも農業や地域の自然や共同活動に関係あることで動かそうと、毎日何か書いているわけですが、(かなりの確率で全く関係のない個人的な興味関係のことも書いています)それに釣られて、毎日見てくれる人がたまに混ぜる活動報告のような本来の広報を間違って読んでくれることを狙っているわけです。決して遊んでいるわけではありません。

というわけで、少し衝撃的だった作業中の事故についての啓発チラシです。

事故の例

・活動項目:水路の草刈り
・作業内容:水路周りの草刈り作業
・事故概要:10人で水路の草刈り作業中、傾斜のある法面の草刈り作業しゃが足を滑らせ、約2mの高さから側溝に謝って転落した。
・被災状況:骨折(左足)
・発生原因:作業場所の安全確認不足や周囲の声かけ不足。
・活動項目:水路の草刈り ・作業内容:水路周りの草刈り作業
・事故概要:10人で水路の草刈り作業中、傾斜のある法面の草刈り作業しゃが足を滑らせ、約2mの高さから側溝に謝って転落した。
・被災状況:骨折(左足)
・発生原因:作業場所の安全確認不足や周囲の声かけ不足。

島地区は低地なので、長い法面や2mの側溝はありませんけど、このような側溝にかぶる傾斜地の草刈りはやります。こういう場所って、雪山でいう雪庇のように側溝の縁を超えて草が張り出していることが多いので(まさに草庇ですね!)注意しないとこういうことが起こり得るかもしれません。

発生原因に書かれていることですけど確かに、本人が少し攻めすぎても周りの人がちょっと声をかけていれば防げたかもしれませんね・・・

・活動項目:水路の草刈り
・作業内容:水路周りの草刈り作業
・事故概要:7人で水路の草刈り作業中、本人の操作の誤りにより、草刈機が左膝の裏に接触
・被災状況:死亡(失血死)
・発生原因:防護服やヘルメットの非着用。危険箇所の確認や周囲の声かけ不足。
・活動項目:水路の草刈り
・作業内容:水路周りの草刈り作業
・事故概要:7人で水路の草刈り作業中、本人の操作の誤りにより、草刈機が左膝の裏に接触
・被災状況:死亡(失血死)
・発生原因:防護服やヘルメットの非着用。危険箇所の確認や周囲の声かけ不足。

これはショックです。発生原因も膝の裏ともなれば防護服やヘルメットでは防げません。強いていえばケブラーの防刃ズボン(そんなのあるのか?)くらいでしょうか・・・

・活動項目:ため池の草刈り
・作業内容:ため池の草刈り作業
・事故概要:14人でため池の草刈り作業中、一人が誤ってため池に転落。その後、救助を試みたもう一人も誤ってため池に転落。
・被災状況:死亡(溺死)※2人とも
・発生原因:安全な作業方法の周知不足。危険箇所の確認や周囲の声かけ不足。
・活動項目:ため池の草刈り
・作業内容:ため池の草刈り作業
・事故概要:14人でため池の草刈り作業中、一人が誤ってため池に転落。その後、救助を試みたもう一人も誤ってため池に転落。
・被災状況:死亡(溺死)※2人とも
・発生原因:安全な作業方法の周知不足。危険箇所の確認や周囲の声かけ不足。

こちらもショックな出来事です。最近はTVのなどでもため池はすり鉢状になっている上に、泥などで滑りやすいので落ちると出ることができない・・・ということが度々報道されています。

島地区でも草刈りをする揚水機場には、このようなため池様のものがあるので人ごとではありません。

・活動項目:路面の維持
・作業内容:砂利敷き作業
・事故概要:スコップで砂利撒き出し作業中、後退し的た小型特殊自動車ホイールローダーと停止中の2tダンプトラックとの間に挟まれた。
・被災状況:死亡(内蔵損傷)
・発生原因:安全な作業方法の周知不足。組織内での安全管理に係る取り決めの周知不足。
・活動項目:路面の維持
・作業内容:砂利敷き作業
・事故概要:スコップで砂利撒き出し作業中、後退し的た小型特殊自動車ホイールローダーと停止中の2tダンプトラックとの間に挟まれた。
・被災状況:死亡(内蔵損傷)
・発生原因:安全な作業方法の周知不足。組織内での安全管理に係る取り決めの周知不足。

これは島地区でもやるので注意しなくてはなりません。砂利敷き作業はホイールローダーではなく、バックホーでやるのでクローラのスピードの遅さを考えるとこの様な事故は起こらないかもしれません。

ただ、バックホーだと今度は振り回すバケットに頭をぶつけるなどの別の危険がありますね。もしかしたらダンプとロードメーカー ならこれらをまとめて防げるかもしれません。

これらのことはhttps://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/s_kikaika/anzen/で見ることができるそうです。まあ、多くの省が共通で使っているWEBページのフォーマットで作られているので、味もそっけもないですけど。
これらのことはhttps://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/s_kikaika/anzen/で見ることができるそうです。まあ、多くの省が共通で使っているWEBページのフォーマットで作られているので、味もそっけもないですけど。

これらの事例の原因は色々書いてありますけど、ぼんやりと普遍化した原因を書いてもらうより、この活動体がその後どのような対策をとったか、具体的に知りたいです。

もしかしたら活動自体をやめてしまったかもしれないし、何か特別な対策をとったかもしれないし・・・そういうことが知りたい・・・

島地区の活動は始まって14年目になります。小さな擦り傷ぐらいはあったかもしれませんが、一度も事故が起きたことがありません。(もちろん、そういう活動体がほとんどなのでしょうけど)

ずっと見ている僕には取り立てて安全に気を使って作業をしているようには見えなかったですし、発生原因のほぼ全てに原因として書かれていた、声かけを頻繁にやっているようにも見えませんでした。

おまけに、新しい人が入るでもなく、やってきた分だけみな歳をとってしまっています。当然体力も衰えているし、注意力も落ちているでしょう。

あまりいいことのない保全会で、今まで事故がないという理由を強いてあげれば、誰がどういう性格でどういう作業をするかお互いによく知っている・・・ということがあるかもしれません。声かけはしないけれど阿吽の呼吸というやつですね。

また、もちろん皆さんベテランということもあります。

よく知らないたくさんの人の中で作業をするのとはちょっと条件が違うかもしれません。たまたま事故が起きていないという確率の方が高いですけどね。

あ!もうこんな時間になってしまいました。尻切れとんぼですが今日はここまでです。それではまた明日!

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