毎日農業機械ばかりでも面白くないですし、そもそもこの場所は多面的機能支払交付金活動の広報としてやっているので、今朝は送られてきた多面的機能支払交付金『共同活動安全のしおり』の内容(これが少し刺激的だったこともあり)を少し・・・
事故の例
島地区は低地なので、長い法面や2mの側溝はありませんけど、このような側溝にかぶる傾斜地の草刈りはやります。こういう場所って、雪山でいう雪庇のように側溝の縁を超えて草が張り出していることが多いので(まさに草庇ですね!)注意しないとこういうことが起こり得るかもしれません。
発生原因に書かれていることですけど確かに、本人が少し攻めすぎても周りの人がちょっと声をかけていれば防げたかもしれませんね・・・
これはショックです。発生原因も膝の裏ともなれば防護服やヘルメットでは防げません。強いていえばケブラーの防刃ズボン(そんなのあるのか?)くらいでしょうか・・・
こちらもショックな出来事です。最近はTVのなどでもため池はすり鉢状になっている上に、泥などで滑りやすいので落ちると出ることができない・・・ということが度々報道されています。
島地区でも草刈りをする揚水機場には、このようなため池様のものがあるので人ごとではありません。
これは島地区でもやるので注意しなくてはなりません。砂利敷き作業はホイールローダーではなく、バックホーでやるのでクローラのスピードの遅さを考えるとこの様な事故は起こらないかもしれません。
ただ、バックホーだと今度は振り回すバケットに頭をぶつけるなどの別の危険がありますね。もしかしたらダンプとロードメーカー ならこれらをまとめて防げるかもしれません。
これらの事例の原因は色々書いてありますけど、ぼんやりと普遍化した原因を書いてもらうより、この活動体がその後どのような対策をとったか、具体的に知りたいです。
もしかしたら活動自体をやめてしまったかもしれないし、何か特別な対策をとったかもしれないし・・・そういうことが知りたい・・・
島地区の活動は始まって14年目になります。小さな擦り傷ぐらいはあったかもしれませんが、一度も事故が起きたことがありません。(もちろん、そういう活動体がほとんどなのでしょうけど)
ずっと見ている僕には取り立てて安全に気を使って作業をしているようには見えなかったですし、発生原因のほぼ全てに原因として書かれていた、声かけを頻繁にやっているようにも見えませんでした。
おまけに、新しい人が入るでもなく、やってきた分だけみな歳をとってしまっています。当然体力も衰えているし、注意力も落ちているでしょう。
あまりいいことのない保全会で、今まで事故がないという理由を強いてあげれば、誰がどういう性格でどういう作業をするかお互いによく知っている・・・ということがあるかもしれません。声かけはしないけれど阿吽の呼吸というやつですね。
また、もちろん皆さんベテランということもあります。
よく知らないたくさんの人の中で作業をするのとはちょっと条件が違うかもしれません。たまたま事故が起きていないという確率の方が高いですけどね。
あ!もうこんな時間になってしまいました。尻切れとんぼですが今日はここまでです。それではまた明日!