1981年型式認定三菱MT2001(2WD)「朝1分の農機考古学」

PVアクセスランキング にほんブログ村

毎日ネットオークションの写真でサクッと「朝1分の農機考古学」『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝は1981年型式認定の二駆、三菱パルシードMT2001です。二駆四駆同時発売だったこの頃、売れ具合は四駆の方が多く、(僕の感覚的なものですが)タマの少ない二駆を収集できるのは喜びだったりします。

海外のネット販売サイトで見つけた、三菱MT2001です。これまでトラクターの常識だった中央にある太く大きなメインチューブまたぐ着座姿勢ではなく、フルフラットな床を持つ今では常識のレイアウトを持ったトラクターでした。
海外のネット販売サイトで見つけた、三菱MT2001です。MT2201になると中央にある太く大きなメインチューブまたぐ着座姿勢ではなく、フルフラットな床を持つフラットデッキのはずですが、この写真を見る限りフラットデッキではないみたいですね・・・
数少ない紙面をこんなに使って訴えたかったもの、それは「広さはやさしさフラットデッキ」。
MT2201/MT2501:数少ない紙面をこんなに使って訴えたかったもの、それは「広さはやさしさフラットデッキ」。
昭和58年(1983年)2月発行、22馬力の2201/2201D、25馬力の2501/2501Dのカタログです。末尾にDの付かないものが2駆、末尾にDの付いたものが四駆です。
昭和58年(1983年)2月発行、22馬力の2201/2201D、25馬力の2501/2501Dのカタログです。末尾にDの付かないものが2駆、末尾にDの付いたものが四駆です。1983年ですから、MT2201発売の2年後です。この2年で進化したということなのでしょう。
MT2001に戻ります。この顔はかなりツボで、僕の中では5本の指に入ります。
MT2001に戻ります。この顔はかなりツボで、僕の中では5本の指に入ります。
逆さまドイツ国旗ライン。ラインも青白のバランスも好きです。それと、なぜかフード上に入る黒のラインも(燃料タンクなんですかね?)
逆さまドイツ国旗ライン。ラインも青白のバランスも好きです。それと、なぜかフード上斜めに入る黒のラインも(燃料タンクなんですかね?)
この販売者は意識しているのか、かなりの確率で運輸省型式認定番号銘板を写してくれています。ありがたいことです。小型特殊自動車運輸省型式認定番号農1444号三菱MT20C型とあります。
この販売者は意識しているのか、かなりの確率で運輸省型式認定番号銘板を写してくれています。ありがたいことです。

小型特殊自動車
運輸省型式認定番号 農1444号
三菱 MT20C型

とあります。
シートに記入します。この表をみると、イセキもシバウラも三菱も二駆が先に登録される二駆先ですね。三菱のカタログも二駆が先にあってその後ろに四駆が続いていました。どのメーカーも多くの種類の製品を世に出すので、皆数字4桁。その数字の並びも複雑なものになっています。
シートに記入します。この表をみると、イセキもシバウラも三菱も二駆が先に登録される二駆先ですね。三菱のカタログも二駆が先にあってその後ろに四駆が続いていました。どのメーカーも多くの種類の製品を世に出すので、皆数字4桁。その数字の並びも2000とか1000などの単純なものではなく、複雑なものになっています。

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。

(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.

追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!

今朝は気持ちよく晴れました。気分良く仕事に行けます。それではまた明日!

上の記事とゆるく関連しているほかの記事:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です