1984年型式認定クボタL₁-28D「朝1分の農機考古学」

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毎日サクッとネットの写真で「朝1分の農機考古学」。『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝は1500番台、SSKさんに撮ってもらって(いつもありがとうございます!)1984年運輸省型式認定のクボタL₁-28Dです。このL₁-28Dの運輸省型式、すっかり愛がなくなってしまったのか、それとも他の機種との兼ね合いか、L1EDとおよそ本体名とかけ離れたものになっています。

クボタL₁-28Dです。モデルもだんだん成熟してきて、DIだのMonroematic KUBOTAだのバッジが多くなっています。クボタモンローマチックじゃなくてモンローマチッククボタなんですね。
クボタL₁-28Dです。モデルもだんだん成熟してきて、DIだの、Monroematic KUBOTAだの、バッジが多くなっています。クボタモンローマチックじゃなくてモンローマチッククボタなんですね・・・なんだか人の名前みたい。エンジンフードの真上に太いマフラーを出しているのは、このようにバケットをつけるためなのだと改めて思います。

この個体を表しているのはたった一文字「E」

もちろん、運輸省型式認定番号の銘板も撮ってくれています。小型特殊自動車運輸省型式認定番号農1576号クボタL1ED型とあります。エンジンは4気筒のV1512-DIで1499cc、28馬力/2920rpmでした。
もちろん、運輸省型式認定番号の銘板も撮ってくれています。

小型特殊自動車
運輸省型式認定番号 農1576号
クボタ L1ED型

とあります。エンジンは4気筒のV1512-DIで1499cc、28馬力/2920rpmでした。この型式名4文字のうち、L1はL1シリーズ全体を表していて、最後のDは4駆を表しています。ということは、この個体を表しているのはたった一文字「E」です。なんとシンプルなことでしょう!!
そしてこちら、同じルールで名付けられたL₁-43Dは個体を表す文字が同じく一文字「F」
シートに記入します。これを見ると43馬力のL₁-43Dと28馬力のL₁-28Dは同じエンジンなんですね。L₁-28Dの方が最大馬力の回転数が高い!L₁-43Dにはターボでも付いているのかしら・・・また、両者ともDのつかない二駆のL1FとL1Eが存在していることが想像できます。これは探しがいがありそうです。
シートに記入します。これを見ると43馬力のL₁-43Dと28馬力のL₁-28Dは同じエンジンなんですね。L₁-28Dの方が最大馬力の回転数が高い!L₁-43Dにはターボでも付いているのかしら・・・また、両者ともDのつかない二駆のL1FとL1Eが存在していることが想像できます。これは探しがいがありそうです。

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。

追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!

今朝はここまでです。明るくて気分がいいですが、寝坊してしまいました。それではまた明日!

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