先週の日曜日、今年度2回目の道普請(農道へ砂利の補充)を行ったわけですが、その際スガノ農機株式会社にロードメーカーRF220という農道を整地したり砂利を均したりする、トラクターのアタッチメント(農道整地機というらしいです)の実演と体験をお願いしてみたわけですが、その詳細です。見たことのない機械ですから、導入を考える以前に僕たちの思った通りにできるものなのかどうか、実際に体験してみたかったのです。
ミッションは主に2つ
- その1:人力を使わずダンプで一気に採石を落とし、それを綺麗に均すことはできないだろうか
- その2:農道は長年の通行と草が生えることによって、中央に固い固い草の塊ができて凸状になっているのだが、これを削って平らにできないか
以上の2つでした。
これまでのやり方は、ダンプに積んだ砕石を少しずつ人力で下に落とし、それをまた人力で鳴らしていたのですが、もし、バサッと落とした砕石を農道整地機で均すことができれば圧倒的に体が楽なはずです。
また、これまで全く手のつけられなかった農道中央のタイヤが乗らないので高くなってしまっている場所を削ることができれば車の走行がもっと安全にできるはずです。さて、使ってみてはどんな感じだったでしょう・・・
作業機は直接トラクターに繋がなくてはならない
↑その様子。短い動画です
農道真ん中の高いところはわけなく削れる!
↑その様子。短い動画です
砕石の均しはどうか
↑その様子。短い動画です
まとめ
「できるだけ手工具を使う」というのが多面的機能支払い制度の考えだと感じます。もちろん安全面を考えてのことだと思いますけど。もう一方で持続可能な方策を要求しているようにも感じます。
僕個人の考えですが、安全面と高齢化する活動体の体力温存のため、このような機械を導入するのは「アリ」だと思いました。あと5年、10年持てば、次の世代もやってくるかもしれませんし、もしかしたら興味を持ってお手伝いしようという人も発掘できるかもしれません。
それまで持ちこたえるためにも、この作業機に限らず省力化の方法を考えた方がいいと思います。
近所の人たちは全く期待していなかったようですが、そのひとり、教官のMさんに聞いたところ「買ったらよかっぺ」と、良い意味でマイナスの期待を大きく裏切られたようでした。お金の工面や理由づけはどうするんだ・・・って話ですけど。
島地区の農道だけじゃもったいないっていうことと、大きく重い作業機の置き場所もネックです。考えることはたくさんありますね。
最後に実演&運搬してくださった会社の皆様、ありがとうございました!
今日はここまでです。それではまた明日!