三菱農業機械1985年のカタログ続き。SUPERマイサンは一番下のパルシード。

今日もクボタ教のNさんに送ってもらった、1985年の三菱農業カタログ、昔のカタログシリーズ続きです。newマイサン、superマイサンから始めます。

newマイサンMT1601Dです。マイサンも末尾01シリーズなんですね。マイサンとパルシード、どうも同じラインナップの中のクラス分けみたいです。マイサンmy sonでしょうから、小形クラスの顔をちょっとかわいらしくしてそれっぽく見せているのでしょう。
newマイサンMT1601Dです。マイサンも末尾01シリーズなんですね。マイサンとパルシード、どうも同じラインナップの中のクラス分けみたいです。マイサン=my sonでしょうから、小形クラスの顔をちょっとかわいらしくしてそれっぽく見せているのでしょう。
MT1401Dもnewマイサン。末尾01シリーズの大きな括りの中にマイサンとパルシードが存在していたことがこれではっきりしました。
不思議なのはsuperマイサンです。顔はマイサン。しかし、型番がMTEと「E」が付いています。これちょっと今から考察してみましょう。
不思議なのはsuperマイサンです。顔はマイサン。しかし、型番がMTEと「E」が付いています。これちょっと今から考察してみましょう。
小さいクラスの一番上と上のクラスの下のほう・・・きっと今でもその境界線の引き方は苦労していますよね?マイサンとパルシードの境目はどのように処理されていたのでしょう・・・

なぜMTE2000DにEが付いているのか

このsuperマイサンだけ末尾01じゃありません。さらに型番にMTEと「E」が付いて完全に仲間はずれ・・・どうしてでしょう。

スペックシートを見ればすぐにわかるのですが、どうもマイサンの一番大きなヤツと、パルシードの一番小さなヤツは一緒みたいです。これでは型番がかぶってしまいます。
スペックシートを見ればすぐにわかるのですが、どうもマイサンの一番大きなヤツと、パルシードの一番小さなヤツは馬力が一緒みたいです。これでは型番がかぶってしまいます。

そのため、MTE2000だけは末尾が00にしたに違いありません。さらにその影響は上位のパルシードにも及んでいて、MT2001だけMT2001X、もしくはMT2001DXと「X」が末尾についています。

完全な僕の想像ですけど、MTE2000はsuperマイサンと、マイサンを越えた存在ではありますけど、上位クラスのパルシードより値段が高いということは無いはずです。

ということは上位のパルシードMT2001Xと同じ馬力だけど安い。つまりエコノミーの「E」をつけたのではないでしょうか?

つまり、パルシードより1つ数の少ない2000番を背負わせて、エコノミーの「E」をつけたのがsuperマイサンMTE2000/MTE2000Dというわけです。

一方、パルシード最下層MT2001のほうは下位クラスに追いつかれ、どうにか違いを生みださねばなりません。

字面だけでもどうにかしようとデラックスの「X」をつけてMT2001X/MT2001DXにしたというのが僕の案です。どうでしょうか?

結論の出ない妄想に時間を使ってしまいました。先に行きます。耕耘機や田植機が並んでいます。相互カタログですから一部のピックアップになっていて見るべきところは少ないかなぁ。
結論の出ない妄想に時間を使ってしまいました。先に行きます。耕耘機や田植機が並んでいます。総合カタログですから一部のピックアップになっていて見るべきところは少ないかなぁ。
1980年代のカタログは各社賑やかですね。どこの会社もトラクターは数馬力刻みでフルラインナップ。製品も甲乙付け難い状況となり、ついにはおねえさん勝負、カタログのアイディア勝負となった感があります。
もちろん、総合カタログですからコンバインも載っています。ブレてしまっていて細かいところが確認できないのが残念!
もちろん、総合カタログですからコンバインも載っています。ブレてしまっていて細かいところが確認できないのが残念!コンバインは「レセルダ」ということはわかります。
ものすごくメカメカしいコンバインだった・・・というのは知ってます。
その硬派なメカとは裏腹に、カタログはやはりおねえさん勝負。僕はこのころ「レゼルダ」と「セ」に点々の「ゼ」に名前を勘違いしてますね。

情報が増えると色々な疑問が解決していきます。解決もしますが新たな疑問も生まれますけど。

今日はこんなところです。また明日!

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