今日は昨日の続き、ビリーさんに送ってもらった、パルシード顔ではなくマイサン顔の三菱パルシードMT2801「おうちで撮りトラ」です。ビリーさん、いつもありがとうございます!
![やっとスッキリしました。僕は一番左の顔が典型的なパルシード顔だと思っていたのですが、どうもそうではなかったみたいです。](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2020/10/mitsubishi_tractor-504x168.jpg)
ここに並べた順番で顔が変化していっただけで、僕が「マイサン顔」だと思っていたのは機種に限ったことではなく、ちょうど今の「イーグルデザイン」のように、「マイサン顔=三菱顏」だったのです。(多分)
ちょっと流れをおさらい
![なかなかカッコいいです。(カタログより)MT2201二輪駆動。カタログは1983年のものですが、農研機構のサイトによると同じ仲間と思われるMT1401やMT1601などの登録が1980年です。もしかしたらMT2201も1983年よりは前に発売されたものかもしれませんね。エンジンは三菱4KD型水冷4気筒1305cc、22馬力/2400rpmとなっています。](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2017/06/MT2201-504x425.jpg)
1980年のはじめにこのデザインと色。独特で唯一です。これが後に繋がっていくわけじゃなかったのですねぇ・・・評判が悪かったのかな。いいと思うんだけど。
![農研機構の登録は1980年。この前のモデル「マイサン」の生産は1978年〜1980年ですから、ちょうど引き継いだ感じになります。(このカタログは1983年のもの)](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2017/03/mitsubishi_tractor_MT1401MT1601_catalog-1-504x712.jpg)
このように並べてみると、僕が典型的なパルシードだと思っていたMT2201/MT2501の顔のほうが少数派なのかもしれません。
![中古車の売り場で見た三菱MT226です。 農研機構の登録では1992年の登録。 MT225としてで、安全鑑定番号は17090 主な仕様として4輪駆動 機関22.5PS/2500rpm, 1462ccと書いてあります。](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2019/08/4dynamic-2-504x672.jpg)
少々立体的になっていますが、やはり元祖パルシードやnewマイサンの面影があります。
![三菱トラクターGX34です。この顔はついこの間まで裏の中古コーナーではなく、表の展示会場で見たような気がします。](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2018/04/mitsubishi_tractor_GX34-5-504x755.jpg)
![三菱トラクタ GXシリーズ GX511ET 水冷4サイクル4気筒ディーゼルターボ 51馬力 価格¥3,801,000なり こちらも新商品。低価格トラクタとあります。一緒に行ったMさんは「51馬力もあるのにキャビンがないと小さく見えるなあ」と言っていました。](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2012/08/GX511ET-504x335.jpg)
2008年、農研機構の登録です。写真の角度もあるのでしょうけど、これはかなりパルシードな感じです。
![三菱マヒンドラ農機トラクタGX401XBM 価格¥4,665,600 40馬力 マニュアル仕様 キャビン車 倍速旋回 バックアップ 旋回アップ 水平自動・耕深自動機能搭載 外部油圧操作スイッチ付き](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2016/10/mitsubishi_tractor_GX401XBM-1-504x336.jpg)
2009年以降のものでしょうか?元祖パルシード顔の流れは感じることができます。
![ASUMA三菱トラクタ Mitsubishi Tractor GA36HXUV 36.1馬力 排気量1547cc 水冷4サイクル3気筒ディーゼル 価格¥4,609,500 なぜか三菱のWEBページにも全く載っていなくて、ラインナップすらない謎のモデルです。](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2013/08/GA36HXUV-3-504x335.jpg)
2017年農研機構の登録です。パルシードからはだいぶかけ離れてきました。
こうやって見てくるとMT2801に現れたパルシード顔は、2009年頃まで30年近くも三菱に息づいてきた伝統のデザインだったということがわかります。
長い間お疲れさまでした。という感じですね。
こうなるとイーグルデザインの行く先が気になります。きっとついこの間までのクルマのように、どんどん怖い顔に変化していくしかないような気がしますけど・・・
今日はこんなところです。明日はMT2801の残りの写真を紹介します。それではまた明日!