投稿日: 2020年9月27日2020年9月27日 投稿者: noraシバウラガーデントラクターAT3「撮りトラ@北海道開拓の村」昔の写真を整理しています。今日は北海道開拓の村で見た、石川島芝浦機械㈱の3輪トラクター、シバウラガーデントラクタ 6馬力AT3「撮りトラ」です。北海道開拓の村(ほっかいどうかいたくのむら、英称:Historical village of Hokkaido)は、北海道札幌市厚別区厚別町小野幌(野幌森林公園内)にある野外博物館で、明治の頃の建物がたくさん移設されている魅力的な施設です。そしてこれが北海道開拓の村で見たシバウラガーデントラクターAT3。三輪のトラクターのはずですが、前輪に一輪車のタイヤが2つ。変則4輪の構成になっています。これはもちろん後から持ち主が改造したものなのでしょう。初期のトラクターは自分の作業スタイルに合わせて「カスタマイズ」するというのがお約束だった感じがします。サービス網も整備されていないでしょうし、部品の供給だって怪しかったでしょうし・・・ 後方に置かれたエンジンのコントロールをするために紐っぽいものを使っているのがおもしろいです。かえって背骨を傷めそうで「これだったら無いほうがいいんじゃない?」と思われる背もたれが強烈です。こちらは三輪。国産第一号のシバウラガーデントラクタ・・・「撮りトラ@土の館」以前、北海道上富良野町にあるスガノ農機の『「土の館」 土と犂の博物館』で見たシバウラガーデントラクターとは色が違います。比べてみます。ああ!上の写真では車輪が取付けられている部品は足元に付ける鋤をささえるものだったのですね!本来はやはり前輪が1つです。僕が北海道開拓の村で見たAT3はどうも色々な部品が失われている感じです。ただ、フロントバンパーの銘はこちらの機体には付いていないようです。背もたれ、こちらのほうがまだ面積が広くカーブしていてまともです。こちらのほうが正解かなぁ。銘板部分です。shibauraの文字が確認できます。おっと!一輪車のタイヤ、左右でパターンが違いますね。間に合わせ感が出てます。一輪車って一輪車ですから、一台に1つの車輪・・・2台から取ったら同じタイヤとは限りませんものね。仕方ないです。ところでいま気が付いたのですが、写真を整理していて、てっきり1台だと思っていたシバウラガーデントラクターAT3。もしかしたら2台その場にあったのかもしれません。だって、こちらの写真はライトとバックミラーが付いています。だらしなく配線していますし、これは持ち主が自分で付けたんですかねぇ・・・ あ!これは一輪みたいです。赤いガーデントラクターとモスグリーンのガーデントラクター。エンジンの形状も違うように見えますし、赤いほうは燃料タンクも工業製品っぽい・・・前期型緑、後期型赤というイメージです。シバウラトラクターの3輪から4輪への流れを考えてみる。シバウラLate 50’sトラクター「撮りトラ」後のトラクターを見ても、赤と緑の組み合せです。今日も結論はありません。書きかけの年表を貼ってお茶を濁して終ります。それでは皆さんまた明日!上の記事とゆるく関連しているほかの記事:こちらは三輪。国産第一号のシバウラガーデントラクタ・・・「撮りトラ@土の館」シバウラトラクターの3輪から4輪への流れを考えてみる。シバウラLate 50’sトラクター「撮りトラ」残り物の写真・・・芝浦ガーデントラクタ「撮りトラ」ちょっと独特な形、シバウラS-17・・・「撮りトラ@土の館」芝浦ガーデントラクタより、機械用減摩油のほうに引っかかってしまった・・・「撮りトラ」生まれた時から違うのか、人の手が加わっているのかわからない。シバウラ四輪乗用トラクター「撮りトラ」