昔の写真を整理しています。今日は北海道開拓の村で見た、石川島芝浦機械㈱の3輪トラクター、シバウラガーデントラクタ 6馬力AT3「撮りトラ」です。


三輪のトラクターのはずですが、前輪に一輪車のタイヤが2つ。変則4輪の構成になっています。これはもちろん後から持ち主が改造したものなのでしょう。
初期のトラクターは自分の作業スタイルに合わせて「カスタマイズ」するというのがお約束だった感じがします。サービス網も整備されていないでしょうし、部品の供給だって怪しかったでしょうし・・・
後方に置かれたエンジンのコントロールをするために紐っぽいものを使っているのがおもしろいです。
かえって背骨を傷めそうで「これだったら無いほうがいいんじゃない?」と思われる背もたれが強烈です。

背もたれ、こちらのほうがまだ面積が広くカーブしていてまともです。こちらのほうが正解かなぁ。


赤いガーデントラクターとモスグリーンのガーデントラクター。エンジンの形状も違うように見えますし、赤いほうは燃料タンクも工業製品っぽい・・・
前期型緑、後期型赤というイメージです。
それでは皆さんまた明日!