!警告:排ガス注意にも色々ある@ダイナミックフェア2019

昔の写真を整理しています。

去年ライドアフリカツインと重なり行けなかった、ダイナミックフェア2019(JAグループ茨城の第45回農機・生産資材大展示会)。毎年行っていたのに抜けてしまうのは悔しいので、O特派員に写真撮影をお願いしていました。

今日は昨日からの続き、「注意・警告・危険」のピクトグラムです。

これは田植機の警告シール集のようです。この中で気になったのは・・・
これは田植機の警告シール集のようです。この中で気になったのは・・・
「排ガス注意」 なぜかというと、会社によって表現が微妙に違っているようだからです。
「排ガス注意」 なぜかというと、会社によって表現が微妙に違っているようだからです。
おお!田植機の排ガス注意の警告はこれに近いですね。(排ガスの形は違いますが)
おお!田植機の排ガス注意の警告はこれに近いですね。(排ガスの形は違いますが)
これは何かの機械のエンジンに付いている警告シール。
これは何かの機械のエンジンに付いている警告シール。
前述の「排ガス注意」に比べると人が簡略化されています。またこれがヒトだとしたら、苦しいとか目にしみるなどの反応や状況の情報はありません。
前述の「排ガス注意」に比べると人が簡略化されています。またこれがヒトだとしたら、苦しいとか目にしみるなどの反応や状況の情報はありません。
こちらはイモ収穫機ですかねえ・・・ここにも排ガス注意の警告シールがついています。
こちらはイモ収穫機ですかねえ・・・ここにも排ガス注意の警告シールがついています。
こんな感じで、同じ「排ガス注意」でも色々あることがわかります。
こんな感じで、同じ「排ガス注意」でも色々あることがわかります。下に書いてある数字はどうも規格番号もしくは条項番号のようですねぇ・・・

「できるだけわかりやすく」と様々な表現で競うことは良いことなのですが、警告の種類によっては混乱を招くことがあります。

調べてみると、そのようなことがないよう、警告の標準化を進めている機関があるようです。日本であれば日本産業規格(JIS)、アメリカであれば米国国家規格協会(ANSI)、また世界標準を目指す国際標準化機構(ISO)の各規格です。

他の国では「排ガス注意」をどのように表現するのかちょっと調べてミました。

お!結構似たような表現をしています。もしかしたらこれに統一されかかっているのかもしれません。
お!結構似たような表現をしています。横顔、無表情、肺まで吸い込む排ガス・・・もしかしたらこれに統一されかかっているのかもしれません。
これなど排ガスの形が違うだけでほぼ日本でも使われているものと同じですね。
これなど排ガスの形が違うだけでほぼ日本でも使われているものと同じですね。
これはちょっとシンプル。肺の形は具体的で排ガスを吸い込む表現もありますが、頭はただの丸です。
これはちょっとシンプル。肺の形は具体的で排ガスを吸い込む表現もありますが、頭はただの丸です。

先にあげたJISやISO、ANSIなどの規格ですが、より良くするためどんどんアップデートしているようです。

シンプルな図で・・・という面で多少実際と違うところや、シンプル故にわかりにくかった部分を改良している感じです。情報量が増えた感じ。ちょっとした変化ですが、確かに情報量が増えてわかりやすくなっています。また、人の表現もダイバーシティとかユニバーサルな考え方から「横分けばかりじゃなく、髪の毛のない人も世の中にはいるだろ」ということで、スキンヘッド推奨なのが興味深いです。
シンプル故にわかりにくかった部分を改良している感じです。情報量が増えた感じ。

ちょっとした変化ですが、確かに情報量が増えてわかりやすくなっています。また、人の表現もダイバーシティとかユニバーサルな考え方から「横分けばかりじゃなく、髪の毛のない人も世の中にはいるだろ」ということで、スキンヘッド推奨なのが興味深いです。

その他にも携帯電話が電波を出すようになっていたり、種を特定できるような犬のシルエットが廃され、そのかわり首輪がついて飼い犬であることを表現するようになったりと、ファインチューニングされています。

どうも「排ガス注意」の警告に色々種類があるのは、新旧の表現が混ざっているからのようです。情報量が増えてきている昨今の傾向からいくと・・・

このどちらかが最新式ではないでしょうか?
このどちらかが最新式ではないでしょうか?

この黒いヒト、長い間排ガスを吸い込み続けて・・・ほんとうにご苦労様です。

今日はこんなところです。また明日!

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