今日はビリーさんが送ってくださった、三菱グランドパルシードMT52Dの写真で「撮りトラ」です。
三菱グランドパルシードMT52Dです。ロールベーラーを引っぱっているのでそうか・・・働くクルマはかっこいいですねぇ。
以前、この時代のカタログを紹介していました。Dトラと呼ばれたDが頭に付く型番のトラクター、それからその後のMT4桁の青いトラクターの時代を経て1984年、赤くなって登場した三菱のトラクター。平成元年、1989年の三菱トラクタシリーズ、フルラインナップ「昔のカタログ」です。MT52Dは一番下の段、左から二番目にあります。三菱製品機種別生産年度一覧表によると、MT52Dは昭和最後の年、1988年の後半に発売され、1991(平成3)年まで売られていたようです。
長い間三菱のトラクターについていた愛称「パルシード」がこのトラクターにも与えられています。大きなパルシードだから「グランドパルシード」なんですね! なんだかこの顔、気になる・・・
以前紹介した1988年のシバウラ総合カタログです。楕円の中に入っているトラクターと似ていませんか?
ビクトリーVシリーズ。70馬力と80馬力しか載っていませんが、似ていますよね?MT52Dが1989年。このカタログが1988年ですから時期も似通っています。
ビリーさんは検査合格証票の写真を送ってくれたのですが、これで検索しても年代はわかりませんでした。(写真を撮るにあたって拭いてくれたんですね。ありがとうございます!)
ネットを探すとVシリーズのカタログも出てきました。シバウラスタイガーシリーズの大きいパート担当のようです。名前が判明!シバウラV52Fです
さらにネットを探すと名前がわかりました。シバウラV52Fです。しかしこの機体・・・なぜかグランドパルシードのバッジがついています。
V52Fをさらに探してみます。こちらはスタイガーのバッジですね。
三菱では「グランド」と表現されていましたが、シバウラの大きいパート。スタイガーVの「V」はVICTORYの「V」のようです。
今ちょっと調べてみたら、こんなにストレートな「大きい」だの「勝利」だののストレートなシリーズ名がついている大きなトラクターはあまりない感じです。
愛称+シリーズ名(グランド+パルシードや、スタイガー+ビクトリー)はもう流行らないのでしょうか・・・
この項続きます。また明日!
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