見に来るお客さんが少ない休みの日はテキトーな話題でお茶を濁します。(寝坊しちゃったし)
今日は国立科学博物館で開催されていた、明治150年記念、日本を変えた千の技術博という特別展で見たものいろいろ・・・その番外編。特別展以外の通常展示で見た、国鉄で使われていた座席予約システム用のMARS-101という日立製計算機です。
ううむ・・・AIで仕事を奪われるのではないかとビビっているヒトを尻目に、大昔から仕事のあり方を変えてきたわけですね。
農機会社の社史を読んでも、大体この時期に「計算機を導入」って出てきます。いまの人達からすると「計算機?」という感じですけど、かなりな出来事だったのでしょう。
考えてみたら計算機というか電卓だって、それまでそろばんや計算尺を使った特殊技能が必要だった計算を、その技能を持たないヒトが使えるようにしたわけですからねぇ・・・いまや日々振りかかってくる計算を一々手でやるなんて考えられません。
人間の仕事がラクになり、その上給料があがったかというとそういうこともないだろうし、給料あげたければラクになった分で他のスキルを磨けということで、ラクになったどころか頑張って現状維持というところは農業機械などにも通じるような気がします。
そういえば僕なども「コンピューターでやるからカンタンだっぺ?」と言われることもありますからね。簡単じゃないです。
ということはですよ? 道具を道具として使っているうちは現状維持が精一杯なので、突き抜けるためには思いもつかなかった使い方をする必要があるということです。例えば農機を美術品として扱うとか、コンピューターを建設資材に使うとか・・・
いずれにせよこれじゃほんの一握りのヒトしかできないですね・・・
今日はこんなところです。また明日!
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