今日は北海道で見た(動いているところは見ていません)、クボタの巨大たまねぎ収穫機、オニオンハーベスタSCH-181です。
クボタ・オニオンハーベスタSCH-181です。大きさは4条のコンバインくらいで、結構大きいです。正面のガイドに沿って玉ねぎを拾っていく感じです。
運転者は向かって左の運転席で運転します。この幅で玉ねぎを拾って、持ち上げて後ろに送ります。(動いているところを見ていないので多分)
こちらは一番先端の玉ねぎを拾う部分。
ゴムのベロベロにはNIPLOと書いてあります。ドライブハローなどに付いているやつと同じようなものです。
拾われた玉ねぎはエレベーターに乗って上へ・・・
おもしろいのはここから先です。この写真はクボタ・オニオンハーベスタSCH-181を横から見たところ。左が頭です。エレベーターで持ち上げられた玉ねぎは、どうも一旦床下を潜り、選別者の前に再び玉ねぎのカーテンとなって現れるみたいなんです。(選別者のシートは進行方向に対して後ろ向きですね。)
目の前に玉ねぎが下からズラズラと上がってくるんですよね?きっと。
後ろ向きのイスは2客。
選別の終った玉ねぎは後ろへ落ちて、リフトの上のコンテナに入っていきます。(見たように書いていますが全て想像)
これがそのリフト。絶対上下しますよね?
ネットで見つけてきた写真。たまねぎの産地でよく屋外に積み上がっているのを見ます。これを背負ってこのハーベスターは走るに違いありません。相当な重さでしょうから、リフトは必須ですよね。
この部分、ずいぶん写真を撮っています。
これはハシゴを撮っています。北海道の機械は圃場が大きいだけになんでも大きいです。

このクボタ・オニオンハーベスタSCH-181をネットで調べてみると、特殊な作業車ばかり載っている、環境省の型式承認少数生産車というものがヒットしました。これによれば、クボタの製品として売っているものですが、松山で作ったもののようです。正面の搔き込み部分のゴムカバーに「NIPLO」のマークがあったのはそんなわけだったんです。
調べてみると、SCH-181は現行では売っていないみたいで、北海道クボタでSCH182という機種を売っていることがわかりました。形は洗練されてきていますけど、基本的な構造は一緒です。
型番が一つ増えただけでしたがさらに大きいです。
サイトには玉ねぎを拾う絵が具体的に載っていました。これもニプロなんですかねぇ・・・確認できません。
やっぱりこんな風に拾っていくんだ!
以前見た1988年製 SHB12 新道東ポテトハーベスターは拾ったジャガイモを観覧車に乗せて上へ運んでいましたね。拾うものによって、メーカーによってずいぶん方式や形が違ってくるのがおもしろいです。
スコップで掘ってふるいにかけて持上げる
ジャガイモの収穫を見るのは初めてです
前にこんなの描いたっけなぁ・・・
またとりとめもなくなってしまいました。今日はこんなところです。また明日!
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